ウェディング・マリッジ・ブライダル3つの違いをきちんと理解してる?

ウェディング・マリッジ・ブライダル3つの違いをきちんと理解してる? | 披露宴・1.5次会・帰国後パーティーは会費制結婚式の【会費婚】

2020.7.9th.

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こんにちは! 海外在住NOTEライター@princhipesaです☆

今日も「 結婚式に関わるすべての人に役立つ情報 」を、”ズバズバ”っとお答えしたいと思います☆

皆さんは、結婚式の準備をしていて思ったことがありませんか?
「ウェディング(Wedding)」 「マリッジ(Marriage)」 「ブライダル(Bridal )」

何が違うの?一緒じゃないの?… と。

同じ「結婚」を意味するものですが、実は微妙に意味が少し違うってご存知ですか? 日本人がやってしまいがちな違和感のある英文を使用していると、少々恥ずかしい思いをすることも…

そこで今日は、様々なシーンで使用されている 「ウェディング(Wedding)」 「マリッジ(Marriage)」 「ブライダル(Bridal )」の違いについてご紹介したいと思います。

記事の最後にはこの3つの意味の違いを知った上で「ウェルカムボード」や「披露宴のペーパーアイテム」に使用できる英文もご紹介しているので是非参考にしてくださいね☆

 

ウェディング(Wedding)って?

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【 Wedding 】

音節 wed • ding
発音 wédiŋ
[名詞]
1結婚,結婚式,婚礼.⇒MARRIAGE【類語】
2結婚記念日,…婚式(wedding anniversary).
3(特に正反対なもの・対照的なものの)結合,混合,融合

ランダムハウス英和大辞典引用 / http://dictionary.goo.ne.jp/ej/93738/meaning/m0u/wedding/

「ウェディング(Wedding)」の本当の意味

結婚というキーワードで、一番最初に思いつくのがこの「ウェディング(Wedding)」ではないでしょうか。

「ウェディング(Wedding)」という言葉を複数の辞書で調べてみた結果、「結婚」や「結婚式」そのものを指す言葉という事が分かりました。 この後ご紹介する「マリッジ(Marriage)」は類義語になりますが、それぞれ意味合いが少しだけ違います。

「ウェディング(Wedding)」を日本語のイメージで言うと、「結婚」「結婚式」「披露宴」「婚礼」という意味の解釈で良いと思います☆

使用されるシーン

ウェディングという言葉が主に使用されるのは、挙式である「ウェディング・セレモニー(Wedding Ceremony)」 や、披露宴である「ウェディング・レセプション(Wedding reception)」が代表的ではないでしょうか? またゲストが新郎新婦にお祝いのメッセージを贈る際に「ハッピーウェディング(Happy wedding)」というのも、よく使用されていますよね。

その他、結婚式というシーンのみで使用される物には「ウェディング(Wedding)」という言葉が基本的に使われているようです。 例えば「ウェディングケーキ(Wedding cake)」や「ウェディングドレス(Wedding dress)」等… 確かに類義語である「マリッジ(Marriage)」を使用して「マリッジケーキ」や「マリッジドレス」とは言わないですよね。

 

マリッジ(Marriage)って?

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【 Marriage 】

音節 mar • riage
発音 mǽridʒ
[名詞]
1結婚,婚姻,縁組み
2夫婦関係,結婚生活
3結婚式,婚礼,婚儀
4((比喩的)) 密接な結合,合体,融合,調和
5(企業・事業の)合併.
6〔トランプ〕 マリッジ:ピノクル(pinochle)などで,切り札以外の同じ組のキングとクイーンで得点になる組み合わせ
7複数の骨董こっとう品の部品で作った骨董家具.
8((廃)) 正式の結婚宣言[契約].

ランダムハウス英和大辞典引用 / http://dictionary.goo.ne.jp/ej/52116/meaning/m0u/Marriage/

「マリッジ(Marriage)」の本当の意味

結婚式や披露宴そのものを指す「ウェディング(Wedding)」の類語である「マリッジ(Marriage)」、同じく「結婚」の意味もありますが、法的な婚姻や夫婦関係等を指す他、商用として使用される事が特に多い言葉という事が分かりました。

でもこのスペルで「マリッジ」って読むの、何だか不自然ですよね。 それもそのはず、フランス語の「マリアージュ(Mariage)」からできた英語なんです☆

折角なのでフランス語の「マリアージュ(Mariage)」も辞書で調べてみると…

【 マリアージュ(mariage)〈フランス〉 】
結婚。婚姻。婚礼。
飲み物と料理の組み合わせが良いこと。特に、ワインと料理の組み合わせについていう。

コトバンク引用  / https://kotobank.jp/word/%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A5-635982

結婚や婚姻の意味の他に「2つの物を合わせる・組み合わせる」という意味が含まれています。 結婚式そのものを指すのではなく、「結婚」「婚姻」という2人が1つになる事を主に指すと言えるでしょう。

使用されるシーン

結婚式でも使用されますが、これから日常的に付ける物として必要な「結婚指輪」を「マリッジリング(Marriage ring)」と言いますよね。 当日の結婚式で交換をするけど、婚姻を証明する日常的にはめる指輪だから「マリッジリング(Marriage ring)」…ナルホドですね!

また婚姻に対して不安になるから「マリッジブルー(Marriage blue)」、海外で挙式後に乗る車に「ジャスト・マリッジ(Just marriage)」=「新婚ほやほや」と書かれるも有名ですよね!

 

ブライダル(Bridal )って?

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【 Bridal 】

音節 brid • al
発音 bráidl
[形容詞]
花嫁の;婚礼の,新婚の
[名詞]
1婚礼,結婚式(wedding).
2((古)) 結婚の祝宴.

ランダムハウス英和大辞典引用 / http://dictionary.goo.ne.jp/ej/11157/meaning/m0u/bridal/

「ブライダル(Bridal )」の本当の意味

「ブライダル(Bridal) 」という言葉を複数の辞書で調べてみると、「結婚式」や「婚礼」の意味も含みますが、主に「花嫁」や「新婦」を指す言葉という事が分かりました。

この言葉の由来は「ブライド(Bride)=花嫁」から来ており、結婚をする花嫁に関する言葉で使用されています。 この言葉も商用でよく見かけますよね!

使用されるシーン

さて、この「ブライダル(Bridal)」という言葉はどんなシーンで使われているでしょうか?

例えば結婚式のイメージをする為の「ブライダルフェア(Bridal fair)」、海外では花嫁と母や友人のみで出席するのが主流ってご存知ですか? 新郎新婦が揃ってがブライダルフェアに行く… という事はあまり一般的ではありません。 花嫁主役の展示会だから「ブライダルフェア(Bridal fair)」…なるほど。

「ウェディングドレス(Wedding dress)」を「ブライダルドレス(Bridal dress)」とも言いますが、この違いは何でしょうか? 海外では「ウェディングドレス(Wedding dress)」ではなく一般的に「ブライダルドレス(Bridal dress)」と呼ばれています。 「ウェディングドレス(Wedding dress)」 という言葉は和製英語、海外で使用しても全く意味が通じないのでご注意を。

ジュエリーショップでは「ブライダルリング(Bridal ring)」とよく言いますよね! これは婚約指輪も結婚指輪も含めて、結婚に関連する指輪全般を指しています。 こちらも花嫁主体で選ぶもの、そして結婚というキーワードを連想しやすいことから「ブライダル(Bridal)」が一般的に使われています。

 

実際にどんな使い方をすればいいの?

さて、ここまでで「ウェディング(Wedding)」「マリッジ(Marriage)」「ブライダル(Bridal )」の違いはもう完璧ですよね!

結婚式で使う英語はウェルカムボードやペーパーアイテム等ですが、この3つの言葉を利用した英文はどんなものがあるのでしょうか?

まずこれは知っておこう!

挙式と披露宴の区別はついてる?

ウェルカムボードやペーパーアイテムを使用するのはほとんどが「披露宴」ですよね。 では、皆さんは「挙式」と「披露宴」の区別は付いていますか? 特に披露宴会場の前に置くウェルカムボードや、披露宴会場内に置くペーパーアイテムに「挙式」という意味の単語を使ってしまうと、挙式がもう終わってからの披露宴のはずなのにちょっと変ですよね。

挙式は「Wedding Ceremony(ウェディング・セレモニー)」が基本で、言い換えるのであれば「Marriage Ceremony(マリッジ・セレモニー)」でもOKです。

披露宴は「Wedding Reception(ウェディング・レセプション)」が基本で、夜の披露宴であれば「Bridal dinner(ブライダル・ディナー)」という使い方だと更にネイティブ英語です♪♪

Wedding Party(ウェディング・パーティー)は和製英語?!

日本人ならスルーしてしまいそうな、「ウェディング・パーティー(Wedding Party)」というフレーズ。 盛り上がるというイメージがあるので「パーティー(Party)」という単語を使ってしまいがちですが、ネイティブはほとんど使いません。 パーティーというのは「ダンスパーティー」や「お祭り」の様な少しカジュアルで不特定多数の人間が集まる…という意味を含めてしまう為です。 

深い意味を気にしないのであれば使用しても問題はありませんが、英語が分かるゲストが見れば違和感たっぷりの言葉になってしまいます。

「ウェディング(Wedding)」を使用した英文一例

Welcome to our Wedding reception. (私たちの結婚披露宴にようこそ)

Welcome to the Wedding reception. (結婚披露宴にようこそ)

It’s the start of a fun Wedding reception. (愉快な結婚披露宴の始まりです)

It’s the start of our Wedding reception. (私たちの結婚披露宴の始まりです)

Welcome to the Wedding of 〇〇&〇〇. (〇〇と〇〇の結婚式にようこそ)

Thank you for coming to our Wedding reception. (私たちの結婚披露宴に来てくれてありがとう)

Thank you for attending our Wedding. (私たちの結婚式に出席してくれてありがとう)

We hope you enjoy our Wedding reception. (私たちの結婚披露宴を楽しんで下さいね)

Enjoy our Wedding reception! (私たちの結婚披露宴を楽しんで!)

「マリッジ(Marriage)」を使用した英文一例

Eat & Drink and be Marriage. (食べて&飲んで、そして結婚式を楽しんで!)

We just got married! (私たち結婚しました!)

Just Marriage. (新婚ほやほや)

「ブライダル(Bridal)」を使用した英文一例

夜の披露宴であれば先ほどご紹介した「「ウェディング(Wedding)」を使用した英文一例」の中の、「Wedding Reception(ウェディング・レセプション)」を「Bridal dinner(ブライダル・ディナー)」に変えてもOKです☆

 

ウェディング・マリッジ・ブライダルを使い分けて、間違いのない英文を!

いかがでしたか? 気軽に使っていた 「ウェディング(Wedding)」 「マリッジ(Marriage)」 「ブライダル(Bridal )」 ですが、実は微妙に意味が違うという事が分かりましたね!

「実は違和感のある英文だった…」という事にならない為にも、今回ご紹介した内容を参考にして、ウェルカムボードやペーパーアイテムの英文を決めてくださいね☆

 

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