プロポーズを受けて両親への挨拶も済み、その後両家の紹介を兼ねて会食をするのが「両家顔合わせ食事会」です。
結納をするカップルも事前に両家顔合わせの食事会をすることもあるのですが、現代の結婚をするカップルの約7割が結納をせずに顔合わせの食事会をしています。
場所を選ぶのにもひと苦労しますが、誰が金額を負担するのか、当日は誰がどこに座るのかなど、実は気遣うポイントがとても多く、今この記事にたどり着いたあなたもお悩み中なのではないでしょうか?
両家の顔合わせに利用する場合、完全個室でそれぞれがメニューを注文しなくてもいい、コースや会席料理が出るお店にしましょう。
例えば、料亭・レストラン・ホテルなどが両家顔合わせの定番の場所です。
その他、結婚式を挙げたい候補ホテルや結婚式場で、下見を兼ねて顔合わせをするケースもあるようです。
場所もですが、更に気にしなくてはいけないのがアクセスの良さ!
両家が近く、車を使う地域であれば話は変わってきますが、一般的には最寄り駅から徒歩5分以内の場所が選ばれています。
一番気になるのは「お金のこと」ですよね。
聞きづらいことだからこそ、しっかりとチェックしておきましょう。
予算は総額6万円~くらいを目安にしましょう。
ただしこれは本人たち+ご両親4名の合計6人の場合です。
基本の両家顔合わせ食事会は、本人たち+ご両親の顔合わせですが、兄弟姉妹が参加する場合は人数も変わると思います。
その場合「1人1万円くらいの料理」と考えればOK!また、相手の人数が多いからと言って人数を無理やり合わせる必要はありません。
「両家顔合わせの食事会は○○が費用を負担する」という決まりはないのですが、必ず「当日までに必ず誰が費用を負担するのか明白にしておく」のを忘れないでください。
当日まであやふやにしておくと、気まずい雰囲気が流れ、後味が悪くなってしまうことも考えられます。
新郎新婦で持つのか、両家で折半するのか、それとも子供が負担をするのか…お互いの家が遠い場合は交通費などを考慮して来てもらう方が支払うのもありだし、結納を通常通りするなら新婦側が支払うのもありです。
ご両親で話しづらい事だと思うので、新郎新婦当事者が間に入って相談しましょう。
必ずしも誰かがここに座らなければいけない、というルールはありませんが、個室には上座と下座があるので、念の為に覚えておきましょう。
入口から一番遠い席が上座、一番近い席が下座になります。
タイプAのように両家の父が上座になるように座るのがベストですが、そうでない場合も考えられますよね。
タイプBのように上座側に席が固まっている場合、中心に新郎の父でもOKですが、正しい順番はこの通りです。また、扉の位置によって上座の席は変わるので、タイプBとタイプCの違いをチェックしておきましょう。
円卓の場合、ビジネスなどでは細かい順番が決められていますが、顔合わせの食事会なのでタイプDのように両家が対面になるように座りましょう。
新郎側が遠方から来る新婦のご両親をおもてなしするなら上座は新婦側でもいいし、話が盛り上がらないのがきになるなら新郎新婦本人たちが席の中心に入ってもいいでしょう。
もし不安であれば、事前に会場を見てスタッフに上座と下座を教えてもらうと安心です◎
結納をナシにする食事会の場合、新婦側からは聞き出せないことなので、結納金をどうするのかは明確にしておきましょう。
両家顔合わせの食事会は、新郎の父が進行をすることもありますが、仕切りは基本新郎新婦本人たちになります。
初対面で緊張して無言になりやすいので、事前に話題を考えておきましょう。
婚約指輪や婚約記念品を当日忘れずに持って行き、その場で披露すると盛り上がりますよ♪
初めて両家が正式に顔合わせをする食事会、これから一生お付き合いがある家族になるのだから、印象が良く気持ちよく終わりたいですよね!
今回ご紹介した内容が皆さんのお役に立てれば、筆者はとてもうれしいです☆