結婚式場やジュエリーショップで行われている「ブライダルフェア」。実は結婚が決まっていないカップルが出かけてもOKなイベントなんです!ブライダルフェアで体験できることや楽しめるコト、ブライダルフェア参加時の服装や持ち物など、ブライダルフェアに関するすべてを網羅しました。 ブライダルフェアに出かける予定のある人もまだナイというカップルも、この週末は気軽に「ブライダルフェア」へ出かけてみませんか。
ブライダルフェアとは、おもに結婚式場・ホテル・ゲストハウスなどで行われる、結婚式の雰囲気を知るためのイベントです。どんなチャペルや披露宴会場があるのか、披露宴ではどんな演出があり、どんな料理が振る舞われるのか、どんな衣装が用意されているのかなどを具体的に見て体験することができるので、結婚式を予定しているカップルの多くはブライダルフェアに行き結婚式場を決める、というのがひとつの流れになっています。
また最近では結婚指輪・婚約指輪ショップもブライダルフェアを開催しており、結婚式場のブライダルフェアとは別に各ジュエリーショップのブライダルフェアへ出かけるカップルもいます。
ホテルや結婚式場のブライダルフェアで、知り得る情報や体験できることはびっくりするほどたくさんあります。たとえばこんなことがありますよ。
チャペルや神殿といった結婚式のようすから披露パーティの詳細まで、ブライダルフェアでは結婚式で行われるすべてのことを見て知り、雰囲気をつかむことができます。希望すればふたりの結婚式費用の見積もりも出してもらえるので、結婚式場を比較検討するにはぴったりのイベント。まだ結婚の予定がないというカップルでも参加することができるので、近い将来のための「下見デート」で参加してみるのもオススメです。
それではブライダルフェアへ出かける際の基礎知識を知っておきましょう。ブライダルフェアへ出かけるときは予約してから出向く方法がオススメです。
ブライダルフェアは予約して行くとスムーズ。ブライダルフェアの予約を入れておけば、混み合っていてムダな待ち時間が発生した、といった不要なトラブルを避けることができます。予約なしで当日来店OKの式場もありますが、とくにデートも兼ねている場合はふたりの貴重な時間をムダにしないためにも事前に予約しておきましょう。
ブライダルフェアの予約はインターネットや電話でかんたんに予約できます。各式場にもよりますがおもに土日を中心に開催されており、時間は9:00頃~19:00頃までと幅広くスケジューリングされています。ふたりの予定の合うところに予約を入れておきましょう。
ブライダルフェアの予約サイトは下記の利用が便利。どこもネットでポチっとするだけです!
ゼクシィnet
http://zexy.net/wedding/bridalfair/
ウエディングパーク
http://www.weddingpark.net/fair/
ぐるなびWedding
http://wedding.gnavi.co.jp/bridal/
ブライダルフェアの所要時間は、初めての来場の場合で2時間前後を見ておくとよさそうです。各会場にもよりますが流れはだいたい下記のようになっています。
ブライダルフェアではふたり専属の担当者がつき、アンケート内容をもとに希望の会場やチャペルなどを案内してもらえます。気になることがあれば担当者に随時質問をし、何でも聞いておきましょう。試食会や試着会などを予約した場合は上記に加えその分時間がかかってきます。もし時間に限りがあるときはその旨を担当者に伝えておくと、うまく調整してもらえますよ。
ブライダルフェアへ行く際の服装は、とくに決まりはありません。普段着でかまいませんが、格式のあるホテルなどの場合はカジュアルすぎる服装は避けたほうがベター。Tシャツと短パンで壮麗なチャペルを見学…、なんてちょっと場違いな格好になってしまうかも。
持ち物は「デジカメorスマホ」と「メモのとれるもの」があればOK。写真に撮って記録しておくと、あとで見返す時に便利です。つまりスマートフォンがあればあとの持ち物は不要です!
ブライダルフェアで一番人気のイベントが「試食会」。披露宴でサーブされる結婚式料理を、実際の雰囲気を楽しみながらいただくことができます。
さて試食会の第一チェックポイントは、有料か無料か。無料の試食会は多くのホテルや式場で行われ、「お肉料理だけ試食」といったコース料理の中のひと品を試食できるパターンが主。もちろんおかわりはマナー違反のため、ガッツリは食べられないことを心得ておきましょう。有料の試食会はレストランウエディングに多いパターンで、本番同様のコース料理が振る舞われる場合が多く、通常より格安の価格で試食することができます。
第二チェックポイントは、会場の雰囲気やスタッフのサービスの様子。まさにゲストになった気分で料理が食べられるので、ゲスト席からの目線でメインテーブルを眺めたり、会場の雰囲気を確かめておきましょう。できればトイレも忘れずにチェックを。
第三のチェックポイントは、スイーツ。試食会ではウエディングケーキやスイーツなども振る舞われることが多いため、しっかりと別腹を空けておきましょう。
ちなみにスイーツやケーキ類は試食会に参加しなくても、見積もり等を待っている待機時間中に振る舞われることもよくあります。「ブライダルフェアに行けば、コーヒーとスイーツがある」と覚えておくと、いいかもしれません。
ブライダルフェアでは、ウエディングドレスやカラードレスを試着できるイベントも大人気。式場によっては女性だけでなく、男性もタキシードを試着できる試着会も用意されていますよ。
試着会の最大のチェックポイントは、やはり「ウエディングドレスを着て花嫁気分を満喫すること! 」に限ります。憧れの、純白のウエディングドレス。カメラを片手に、どのドレスが似合うのか、しっくりくるのか、正面だけでなく後ろ姿も撮影しておきましょう。
もうひとつのチェックポイントは、衣装の数。ウエディングドレスやカラードレスの品数はそろっていても、新郎のタキシードがあまりない、というパターンも想定されます。その場合衣装数が少ない中でも気にいる衣装があればよいのですが、ない場合は「持ち込み」という手続きをとります。衣装を持ち込みにすると「持ち込み費用」が別途かかる場合があるので、こちらもチェックしておきましょう。
試着会には「和装の試着会」を開催しているところもあります。開催数はあまりないため、和装が気になる方は早めにチェックしてしっかりと予約しておきましょう。
おもに独立したチャペルを持つ式場などで行われているのが「模擬挙式」。その言葉通り、模擬のチャペル挙式に参加することができます。
模擬挙式は実際のチャペルで行われ、神父さんによる「誓いの言葉」のほか聖歌隊の歌・演奏、讃美歌の合唱など、その雰囲気は本番さながら。ふたりは参列者の位置で、新郎新婦入場から退場後のフラワーシャワーまでひと通りの流れを体験することができます。とてもイメージがつかみやすいので、チャペル挙式を希望する女性は参加がオススメ。バージンロードの長さや、チャペルの大きさに対してのゲスト数キャパシティなどもしっかりと見ておきましょう。
「模擬チャペル式」だけでなく「模擬神前式」「模擬人前式」を行っている結婚式場もあります。また人気の高いホテルや独立型の挙式スペースがないレストランなどは、模擬挙式の開催自体が少なく「年に2回しかない」といった貴重な模擬挙式の場合も。参加したい模擬挙式を見逃さないためにもしっかりと情報収集をしておきましょう。
結婚式場だけでなく、結婚指輪・婚約指輪を販売しているジュエリーショップでもブライダルフェアが開催されています。ジュエリーショップのブライダルフェアでは指輪を見たり実際に手にはめてみたりすることがメインですが、フェア期間中だけの特典が付いてくる場合もあり見逃せませんよ。
たとえば海外ジュエリーブランド「ブルガリ」では、ブライダルフェア期間中に購入すると抽選で「ブルガリ ホテルズ&リゾーツ・バリ3泊4日の宿泊券」がプレゼントされる特典が。
同じく「ティファニー」では、フェア期間中の購入で「二人の写真を大切におさめたティファニーブルーのフォトフレームプレゼント」や、「ティファニーのオリジナル婚姻届」が進呈されるスペシャルプレゼントがあり!
ブライダルフェア期間など詳細は各ブランドのホームページで確かめて、ぜひ特別なプレゼントを手に入れましょう。
ブルガリ ブライダルフェア詳細
http://www.bulgari.com/ja-jp/bridal?gclid=Cj0KEQjwx96-BRDyzY3GqcqZgcgBEiQANHd-nm7RSLJkFMyz29M_GQZbWf16ZhmR6TRoi79lt0xP56UaAkBW8P8HAQ
ティファニー ブライダルフェア詳細
http://www.tiffany.co.jp/Locations/EventDetail.aspx?eventid=998&omcid=googlejp_PC_Bridal_0084940&gclid=Cj0KEQjwx96-BRDyzY3GqcqZgcgBEiQANHd-ni2_CfyBNg3iYQUUqNGcQ_BaxpXEBzjr1CGN_KzJd40aAvMu8P8HAQ
試食、試着、ジュエリーとさまざまなブライダルフェアがありますが、彼と自分、ふたりのスケジュールを合わせて見て周るのには、ちょっと時間がかかるもの。そんなアナタに「ブライダルフェアを効率よく回るコツ」&「スケジューリング裏ワザ」をご案内します。
ブライダルフェア予約時に所要時間を確かめておきましょう。「会場見学だけで2時間」「試食会を含め3時間」など、だいたいの目安時間が決まっているので、うまくスケジューリングすれば1日2か所、または3か所の会場を回ることができます。会場ばかり見ていると疲れてしまうかもしれないので、ジュエリーショップのブライダルフェアを挟む、などうまく予定を組み込んでみましょう。
ブライダルフェアは土日祝日だけではありません。平日も行っている式場もあるので、「仕事帰りにブライダルフェア巡り」も可能です。スケジュール調整に悩んだら平日も視野に入れてみましょう。
「彼とのスケジュール調整が合わず、でも結婚式まで時間がナイ! 」という切羽詰まったアナタは、ずばりひとりでブライダルフェアに出かけてみましょう。試食会や試着会などはひとり参加だとちょっと心細いですが、会場をチェックする、見積もりを出してもらう、といった場合は意外とひとりでもアリ。周りの目が気になるときは平日に出かけると、他カップルの目もなくおすすめですよ。
結婚情報誌ゼクシィによると、結婚が決まってから(親に挨拶を済ませてから)約半年後に結婚式を挙げるカップルが多いそう。つまり結婚準備期間は半年もあればよさそうですので、その倍の1年をかけてブライダルフェア巡りをすると、余裕を持った当日が迎えられるということに! ただ実際は、「転勤予定があって1年も待てない! 」「早く子どもが欲しいから早く結婚式を挙げておきたい! 」などといった理由でゆっくり準備ができない場合もありそうですけどね。
関東エリアで人気の高い結婚式場・ホテルのブライダルフェア情報を集めてみました。おすすめはこちらの3会場。関東地区で結婚式を予定しているふたりはチェックしてみてくださいね。
開業から125年と、歴史と格式を誇る帝国ホテル。各界の主要閣僚や芸能人など、名門と呼ばれる多くの方々の結婚式はここで行われてきました。会場、料理、装飾、スタッフなどどれも一流のそろった「インペリアル ウエディング」を、ぜひ。ブライダルフェアは試食(有料・無料)、挙式体験(神前挙式・キリスト教式)、ドレス・和装展示など盛りだくさん。
帝国ホテルの最新のブライダルフェア情報はこちらから。
http://www.imperialhotel.co.jp/j/tokyo/wedding/fair/fair.html
手入れの行きとどいた壮大な庭園を眺めながらの披露宴は、関東エリア随一。和装での結婚式を希望しているカップルは、ぜひチェックしておきたい場所。ブライダルフェアでは試食会や模擬披露宴のほか、和装の試着会、平日の相談会のほかナイト相談会など幅広いイベントや相談会を用意。
ホテル椿山荘東京の最新のブライダルフェア情報はこちらから。
http://zexy.net/zhpd/wedding/fair/date/c_7770041868/
型にはまらない最新の結婚式を演出・提案してくれる八芳園。「和婚式」と呼ばれるここオリジナルの和の人前式は、参加ゲスト全員から「良かった! 」と言われるほど素晴らしい挙式となっています。ブライダルフェアではこの「和婚式」を体験できる模擬和婚挙式のほか、神前式の模擬挙式、ガーデンチャペルでの模擬挙式など多彩な提案がずらり。試食会や平日の仕事帰りに立ち寄れるフェアも開催されています。
八芳園の最新のブライダルフェア情報はこちらから。
http://www.happo-en.com/wedding/#/top
ブライダルフェアの見どころや予約方法、スケジューリング方法などをご紹介させていただきました。
ブライダルフェアは男女カップルであれば参加できるので、結婚がまだ具体的に決まっていないカップルのデート場所にもおすすめ。もしかしたら模擬挙式やドレスの試着会を見ているうちに「このヒトと結婚したい! 」という気持ちが高まってくるかもしれませんよ。プロポーズされたい彼女は、むりやり彼を誘って出かけてみるものアリかも!?
「こんな結婚式がしたい」というのが具体的にないカップルでも、ブライダルフェアに参加しているうちに理想の結婚式が見つかるはず。ブライダルフェアを巡りながら、すてきな結婚式当日を迎えましょう。