婚姻届ってどんなもの?
今の自分を振り返り、これから新しい人生をスタートさせる大切な書類です。
でも、正式な書類ってなんとなく構えてしまって・・・。
いざ婚姻届けを目の前になかなか手が進まないというあなた!
難しいことなど何もありません。
皆がつまずきやすいポイントを重点的に婚姻届けの書き方を、わかりやすくご紹介しますね。
婚姻届けを提出する日を記入します。
土日など一般的にお役所がお休みの日の提出でも受け取ってくれますので、届け出日はその日を書きます。
自分の名前をちゃんと知っていますか?
例えば「高」「邊」「埼」などは本人も知らないところで省略して使っていることがあります。
確認が必要な漢字をお名前にお持ちの方はきちんと調べて記入しましょう。
住民票の住所を記入します。正式表記で記入しますが、ここが意外と間違いが多いので注意。
世帯主を記入する欄がありますので、自信のない場合は住民票を確認しておきましょう。
本籍は必ずしも家族で住んでいた地域なわけではありませんので注意してください。
戸籍筆頭者とは戸籍の一番最初に書いてある人を指します。
実の父母の名前を書きますが、両親が離婚されている場合、母は離婚後の姓名を書く必要があります。
続き柄は長男、長女以外の方は注意が必要です。
誤)次男 正)二男
誤)次女 正)二女
「夫の氏」「妻の氏」とチェックする欄がありますので、どちらかにチェックを入れます。
もちろん、事前によく相談して決めてくださいね。
チェックをいれた方が今後の戸籍筆頭者となります。
今後の夫婦の戸籍を記入します。
新居の住所や新居に長く住む予定ではない(転勤が多い)などの場合は、戸籍筆頭者の実家とする方も多いようです。
「結婚式を挙げた時」または「同居を始めた時」早い方の日にちを記入します。
それぞれ「初婚」(初めての結婚)か「再婚」(二度目以降の結婚)か選びます。
再婚の場合は離別(死別)した日にちも記入します。
成人している方ならどなたにでもお願いできます。
昔は仲人さんにお願いすることも多かったようですが、今は両親にお願いすることが多いようです。
承認には捺印いただく必要がありますので、認め印の用意もお願いするようにしましょう。
6つの項目から職業を選択します。
ここでポイントなのは「世帯のおもな仕事」という言葉です。
結婚前に一人暮らしをしていれば、自分の職業をただ記入すればよいのですが、例えば実家暮らしからの結婚の場合は、「世帯」をさすのが「父」の可能性があります。ここは家族の中で一番稼いだ人の職業を選択します。
記入には注意するようにしましょう。
また職業欄の下の方にそれぞれの職業を記入する欄がありますが、国勢調査のある年だけ記入をしますので、確認してから記入するようにしましょう。
あたりまえですが、本人自筆の署名が必要です。
捺印は実印ではなく認め印でも大丈夫です。
例えば結婚を機に「澤田」さんが「沢田」さんに変更する。
これが婚姻届けのタイミングで行うことができるのです。
ただし、変更すると戻すことはできませんので、慎重に判断してください。
その他に変更の希望を記入し、それぞれの印鑑を押印する必要があります。
「この結婚に同意します。」と両親に記入、押印してもらう必要があります。
ひとつずつ確認していけば難しい項目はないですね。
たった一枚の書類で正式に夫婦になるという事は不思議な感覚ですね。
二人きりで記念の日を過ごすもよし、大切な人たちと一緒に過ごすもよし!
二人にとって大切な記念日が生涯想い出に残る日になりますように・・・。