こんにちは! NOTEライター@princhipesaです☆
今日も「 結婚式に関わるすべての人に役立つ情報 」を、ご紹介したいと思います☆
近年よく耳にする「会費制結婚式」、実は北海道では当たり前の文化で、歴史がとても深いってご存知ですか?
合理的でしかも画期的なこの会費制結婚式は全国的に広がっていますが、まだ取り入れられていない画期的な項目が実は沢山あります!
そこで今日は、本家本元の北海道スタイルの会費制結婚式のアレコレをご紹介したいと思います。
時はさかのぼって高度成長期…
自宅で執り行うのが通例であった結婚式ですが、公民館や会館を利用するのが主流になりました。
当時北海道に住んでいたのは、明治~大正時代にかけて本州から渡ってきたばかりの開拓民の方々。 結婚式を挙げる予算を捻出するのが難しく、友人知人が予算を持ち合わせて「結婚祝賀会」を催したのが会費制結婚式のルーツです。
実は会費制結婚式は50年以上もの歴史があり、現在でも道内の結婚式の9割は会費制結婚式と言われているほど北海道では当たり前の文化です☆
近年では少し減っているようですが、北海道の会費制結婚式には「発起人」という重大な役割を担う人がいます。
新郎新婦の親しい友人数名で構成され、主に結婚式の裏方を担当…そう二次会幹事のような役割です。
「友人の結婚をみんなで盛大に祝おう!」というコンセプトから生まれた発起人は、披露宴の大まかな流れからペーパーアイテムの作成、ゲストの出欠の問い合わせ窓口等も担当してくれます。(※ケースバイケースです)
昔は集めた会費を黒字にして、新婚旅行の費用まで捻出するのが最高の発起人と言われていたそうですよ!
今では全国的に広がっているので驚く光景でもありませんが、会場の受付で現金を支払うのが会費制結婚式。 ご祝儀制とは違うので、ご祝儀袋に入れたり、新札を準備する必要はありません。
ですが、綺麗なお札でおつりの出ない丁度の額を準備するのが大人のマナー! どうしても丁度の額を準備できなくても、受付でおつりが準備されているのでご安心を。
中には領収書まで出してくれるケースもあるそうです! かなり衝撃的ですよね!
過去に会費の支払い方をご紹介している記事があるので是非併せてご覧ください♪
北海道に限らず、会費制結婚式の場合ご祝儀を渡す必要はありません。
ですが、親しい友人の結婚式の場合は会費とは別に渡してもOK! 包むのであれば1万円、親族であれば3万円が相場です。 現金でなくても結婚祝いのプレゼントを贈るのもオススメ☆
渡すタイミングは、式の当日に会費とは別にしたご祝儀を、受付に渡しておきましょう。 発起人や余興を担当する方で新郎新婦と打ち合わせをする…等の場合でもOK! 事前に渡すのであれば1か月前~1週間前にしておきましょう。
ご祝儀制では主賓ゲストや遠方ゲストに「お車代」が出る事が多いですが、北海道の会費制結婚式ではケースバイケースと心得ておきましょう。
道内のゲストにお車代は出ませんが、本州からのゲストには出る場合も。
出欠のハガキの時点で明確になっていると思うのでちゃんとチェックしてくださいね!
近年誕生したのかと思われがちな会費制結婚式ですが、北海道では50年以上の歴史を誇る伝統文化という事が分かりましたね!
画期的で実用性があるからこそ、北海道に留まらず今では全国規模で広がっています。
ご祝儀制とは違い、マナーや格式に捕らわれすぎない会費制結婚式…これからの結婚式の新しいカタチとして更に増えていくのではないでしょうか。