今おつきあいしている彼がいるというあなた、「わたし、このヒトと結婚するのかなぁ」と想像してみたこと、一度はあるのでは。ところで結婚された諸先輩方はいつ、どんなきっかけで幸せな結婚へとたどりついたのでしょうか。
今回は先輩カップルの結婚を意識したきっかけや結婚の決め手などを見ながら、いまお付き合いしている彼氏に「結婚を意識させる!」「プロポーズしてもらう!」案を大胆にもご提案。会費婚的・プロポーズ作戦案をアドバイスします!
適齢期の女性なら一度は頭をよぎる「結婚」のふた文字。ところで今現在、日本の結婚事情はどうなっているのでしょうか。厚生労働省が公表している資料で「結婚平均年齢」が出されているものがあります。平成26年の最新版をみてみましょう。
平均結婚年齢
婚姻件数…64万3740組(前年1万6873組減)
平均初婚年齢…夫31.1歳、妻29.4歳(夫は前年より0.2歳、妻は0.1歳上昇)
「平成26年人口動態統計月報年計(概数)の概況」より
平均結婚年齢(初婚の場合)は、男性31歳、女性ギリギリ29歳となっています。いかがでしょうか、ご自身やご自身の周りの友人にあてはめてみるとけっこう納得のいく年齢ではないでしょうか。ちなみに平均初婚年齢は、調査のたびに年々上昇しているそうです。
つづいて「結婚の意識」についてみてみましょう。
あるインターネット調査で「結婚を意識するようになる恋人(彼)の年齢は?」という質問を20代女性にしたところ、次のような結果が見られました。
「結婚を意識するようになる恋人(彼)の年齢は?」
(回答者:20代女性)
1位…30歳(24%)
2位…28歳(17%)
3位…25歳(13%)
4位27歳
5位26歳、となっています。
上記は「女性が男性に対して考える男の結婚適齢期」。男性側のアンケートもあるので見てみましょう。
「結婚を意識するようになる恋人(彼女)の年齢は?」
(回答者:20代男性)
1位…25歳・30歳(同率一位・16.8%)
3位…28歳(13.2%)
4位…24歳
5位…26歳、27歳、29歳(同率5位)となっています。
注目は、男性・女性ともに「30歳」が1位にあがっている点。
社会人生活もしばらくたち、人によってはキャリアも見え、自身の環境も落ち着いたところでの「30歳」という年齢は、男性にとっても女性にとってもキリのよい数字。
友人の結婚式に出席するなど周りにも既婚者が増え始め、結婚について考える機会も多くなってくる年齢です。
また女性にとっては「出産へのタイムリミット」なども考え始める年齢のため、「30歳・未婚」という状況はは少なからず結婚への意識があがるタイミングのようです。
男性が考える、女性に対しての結婚を意識する年齢が24歳からランクインしているのも気になるところ。学生時代からおつきあいあるなど、長い付き合いのカップルはもしかしたら早めに結婚を意識しているのかもしれませんね。
それでは男性が「この女性と結婚したい!」「このヒトと結婚しよう!」と思うきっかけはなんでしょうか。
内閣府が行っている調査「結婚・家族形成に関する意識調査」のなかに「結婚したい理由」を聞いたものがあります。最新版の26年度の調査報告はこのようになっています。
「結婚したい理由(複数回答、未婚者、現在恋人なしの場合)」
1位…家族を持ちたい(69.6%)
2位…子供が欲しい(66.6%)
3位…好きな人と一緒にいたい(61.8%)
4位…両親や親戚を安心させたい(51.6%)
(平成26年度「結婚・家族形成に関する意識調査」報告書より)
結婚をしたい理由を回答した人のうち、50%以上の人が理由としてあげたのは上記の4つ。
内閣府のアンケートのためみなさんけっこうマジメに答えた結果かと思われますが「両親や親戚を安心させたい」がランクインしていることにちょっとびっくりです。
ただ上記は男性・女性織り交ぜた回答になっているので、男性だけの意見を聞きたいところ。
そこで結婚式場アニヴェルセルが行ったインターネットでのアンケート結果があるのでみてみましょう。
「彼女が欲しい、結婚したいと思った主な理由は何ですか」
(回答者:男性)
1位…寂しいから
2位…家庭・家族をもちたいと思ったから
3位…子どもが欲しいから
4位…友人の結婚に刺激されたから
5位…安心・安定したいから
ちなみに女性の回答はこのようになっています。
「彼氏が欲しい、結婚したいと思った主な理由は何ですか」
(回答者:女性)
1位…子どもが欲しいから
2位…家庭・家族をもちたいと思ったから
3位…寂しいから
4位…安心・安定したいから
5位…友人の結婚に刺激されたから
男性の「結婚したいなぁ」と思うきっかけはなんと「寂しいから」でした。
そして2位に「家庭・家族をもちたいと思ったから」とあるので、ひとりで何かをしているふとした瞬間に結婚を意識するのかもしれません。
ひとりでの食事、ひとりでの就寝、ひとりで過ごす休日など、実はひとり時間を謳歌している男性こそ結婚の意識が高めの傾向にあるのかもしれませんよ。一人暮らしをしている彼の場合、常に結婚を考えているのかも!?
「分からないことは先人に聞け!」ということで、「男性が結婚を意識したきっかけ」と、先輩カップルが実際に「結婚をしたきっかけ」を集めてみました。先輩夫婦のリアルな声の数々は、あなたの「プロポーズ大作戦」のヒントになること間違いなしですよ。
「すごく仕事で疲れてるときに、彼女の笑顔を見て癒されるって心の底から思った時(年齢非公開・男性)」
参照元:http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1245840107
「一緒にいて何気ない一瞬、癒されているなと思った時(20代・男性)」
参照元:http://www.mwed.jp/jyuku/comment6_51_5/hyogo/
「一緒にいて長い時間会話が一切無かった時に、あっと思って彼女の事を見たら、彼女が何も気にしていなかった。会話がなくても気を使わないでいられる彼女に対して一生一緒にいられると思った(30代・男性)」
参照元:http://www.excite.co.jp/News/woman_clm/20160417/Mdpr_column1577829.html
「一目惚れだったのと、遠距離恋愛を長く続けたくなかったから。(30代・男性)」
「バイクで骨折事故をし、入院したときに、彼女が家が真逆、かつ遠方にも関わらず、毎日にように、仕事終わりに立ち寄ってくれて、甲斐甲斐しく看病してくれたことがきっかけ。この娘いい子だな~と正直思った。(30代・男性)」
http://www.mwed.jp/jyuku/comment6_51_5/2/?&st=M
「デートの約束の日に仕事が残業になってしまった時に『私の事は後回しで大丈夫だよ~お仕事頑張って!』と彼女からLINEが入り、仕事のヤル気が出て彼女の事がますます好きになった(25歳・男性)」
http://woman.excite.co.jp/article/love/rid_Mdpr_column1577829/pid_2.html
「苦手だった料理を自分の為に頑張ってくれて、美味しいシチューを作ってくれた時。(30代・男性)」
http://www.mwed.jp/jyuku/comment6_51_5/yamaguchi/
「国家試験の勉強でずっと家に引きこもっていたとき、寒い中夕食を作って持ってきてくれたことに感動し、結婚したいと思った。他にも、彼女の優しさを感じることが多々あった。(20代・男性)」
http://www.mwed.jp/jyuku/comment6_51_5/2/?&st=M
「自分的には家事や身の周りのことを言わなくてもしてくれるので結婚しました。そういう人は自分に気を使ってるんだと感じるので自分もなんかしてやらないとという気持ちになります(年齢非公開・男性)」
いかがでしょう。ふとした瞬間に感じる方や、自分のためにつくしてもらった!優しくしてもらった!などという方が多いようですね。「遠距離恋愛」など物理的なきっかけも良く聞く理由のひとつです。
またそのほかにも「逢った瞬間に感じた」というロマンチックなものや、「結婚を迫られたとき」「浮気されたとき。もう絶対に手放したくないと思った。」など、羨ましいと思ってしまうようなきっかけの方もいらっしゃいました。男性が結婚を意識するきっかけは本当に千差万別です。
つづいて実際に幸せなゴールイン!をされた先輩カップルから「結婚をしたきっかけ」を教えていただきました。あなたの彼の結婚意識を高めるきっかけが見つかるかも!
「彼女が自分のフットサルの試合に応援に来てくれたときに、友達の子どもと遊んでいる姿を見て、この子とならいい家庭が築けそうだな、と思った。(33歳・男性)」
「タイミングかな。 同棲したいと親に相談したら、同棲してずっと一緒に居るなら結婚しちゃえば?って言われた。 向こうの親も同じ考えだったから、自分達も それじゃあ…ってなった笑(年齢非公開・女性)」
「結婚を決めたのは、彼女(現妻)の年齢ですかね。それなりの歳まで付き合っていたので、ここで別れるということは相手に悪いという感じで、けじめをつけたって感じかな?(年齢非公開・男性)」
「楽しく遊んだデートの帰り、彼が転勤決まったと言い出して車の中で二人して泣いて、「もうさ、結婚しようよ、こうなったら仕方がない」とか言って決めました。 旦那の返事は「うん、うん、そうしよう」という軽いもので、あっという間に結婚しました。(年齢非公開・女性)」
「晩婚でしたが、付き合って3年くらいたった夏、古くて暗いアパートに住んでいました。その年の夏はとても暑く、扇風機しかなかったので、そんな生活に我慢できず、つい「親に会いに行こうか」と言ってしまいました。
その前から、嫌味や陰険さがなかったので「この娘でも良いか」という気持ちはありましたが、お日様に背中を押されたという感じです。後悔はしていません。(年齢非公開・男性)」
「友人の子どもと遊んでいる姿を見て」や「転勤」「彼女の年齢」など先輩方のきっかけはさまざま。「アパートが暑かったから」というユニークな答えもあり、結婚の決め手は本当に人それぞれと言ったところでしょうか。彼の結婚の気持ちを動かすものは、あなたが思いもよらぬところなのかもしれません。
「結婚のタイミングは男性次第、男性による」とはいっても、「結婚したい!」「プロポーズしてもらいたい!」という健気な乙女心を、会費婚ウエディングは放っておきません。ここはぜひあなたから彼に働きかけてみませんか。彼氏に「結婚を意識させる方法」や「プロポーズさせる方法」を具体的に考えてみましたので、あなたのシチュエーションにぴったりの方法で「結婚」をさり気なく意識させてみましょう。題して「会費婚的・プロポーズ大作戦!」です。
ご提案リストはこちら。
まずは比較的実行しやすい作戦から。
彼の家族のことを聞いてみましょう。
家族構成や家族仲、兄弟姉妹の結婚の有無なども詳しくチェックを。
そこで「姉が結婚している」など、結婚に関わるワードが出てきたらチャンス!
結婚式の有無やお子さんのありなし、結婚後の姉弟の変化等から「結婚っていいよね」という結論にもっていきましょう。
ポイントは「今後わたしが関わることになるかもしれない家族」というスタンスで聞くと、自然と「結婚したい」気持ちが伝わるかも。
さきほどの先輩カップルの「結婚の決め手」にもあったエピソードを大活用。
あなたの得意な手料理をふるまって、彼の胃袋をつかんでおきましょう。
上手でなくても良いのです。
「あなたのために作ったのよ」という一生けんめいなひたむきさが伝われば、それだけで彼の心はあなたのもの。
彼が一人暮らしの場合は彼の部屋で、実家暮らしやキッチンがない部屋の場合は、お弁当やお菓子などを手作りして、あなたの気持ちを伝えましょう。
これはけっこうストレートですが、一発で伝わる方法。
「もし私たちが結婚したら~」の話を振ってみましょう。
「先日友人の結婚式に出席して、感動しちゃった。私もあんな結婚式を挙げたいな」という結婚式の話。また「同僚の赤ちゃんを抱っこさせてもらったよ。私も赤ちゃんが欲しいな」といった子どもの話などをすれば、どんなにカンの悪い男性でも「結婚アプローチ」に気づかないことはありません。
幸せなふたりの将来像を語り尽くしましょう。
結婚したい理由のひとつにもあがっていますが、「子どもが欲しいから結婚したい」という男性も多いもの。
そこで子どもが多く集まる公園やレジャースポットなどに行き、「子どもがいて楽しそうな子連れ家族」をたっぷり見せつけてみましょう。
子どもを肩車するパパ、子どもとアイスクリームを分け合っているパパなどの「THE 幸せ家族計画」を見ているだけで彼の結婚意欲も自然とわいてくるはず。
子ども好きな男性なら結婚を意識してしまうこと間違いなしです。
こちらは組み合わせ技で使いたい方法。
「もし私たちが結婚したら」という話をしたあとや、子連れの多い遊び場に連れて行った後日に、結婚情報誌をさり気なくセットしておきましょう。
テーブルの上や車の中など「読んでいて忘れちゃったわ」という体でそっと置いておくと、イコール結婚しようよ、という図式はばっちり伝わります。
あなたの部屋にセットする方法がより自然ですが、がっつりアピールしたい場合は彼の部屋に置いて見るのも手。言葉でなく視覚で伝えるには、最善の方法です。
いかがでしょう。あなたにぴったりのプロポーズ大作戦は見つかりましたでしょうか。今スグ結婚したいあなたも、じわじわと結婚を迫っていきたいあなたにも参考になれば幸いです。ぜひぜひ幸せなウエディングを迎えてくださいね。