結婚式の準備で頭を悩ます一つとして、引き出物の準備があります。
自分の好みに寄り過ぎると喜ばれないだろうし
だからといって当たり障りのないものを用意するのも喜ばれないだろうなと思って
決めるまでに意外と時間がかかるんですよね。
なぜ悩むかというと、引き出物をいただく時「これいらないな」というものありませんか?
私は何度もあります。
私は今まで頂いてきた物の中で形として残るものは
「これ欲しかったんだよな〜!」なんて思ったことは一度もありません。
むしろ、「この食器は趣味じゃない」とか「これは使わないな」と思うものが多いですね。
最近では、私の家で使われないで眠っているより、誰かのために使われた方が良いと思って
フリマアプリのメルカリで売ることもしばしば。
「いらないな」なんて経験したことがある人は、
そう思われないようにするためにギフトブックも増えてきましたよね。
あれって最初出てきたときは「自分の好きなモノが選べるなんて画期的!」とか思いましたが、
よくよく選ぼうとするとイマイチなものばかりですよね。
私は引き出物もらっても、
使わないことが多かったりするので引き出物を用意したくはなかったのですが、
そうはいかないのが家族からの声。
3回結婚式を行ったので、親族向けの1日目だけ引き出物を用意しました。
引き出物用として売られているものはイマイチなものばかりなので、
私は好きな店で実用的なものを買い、詰め合わせることにしました。
そうすると自分自身が納得いくんです。
「なぜその引き出物にしたのか」という理由を自分でも説明できるようにしたかったんです。
メインは中川政吉商店の醤油さし(http://goo.gl/lYk38w)
引き菓子はコロカル商店のバームクーヘン(夫の両親が鳥取在住という理由から)
鰹節は見た目のかわいさで決めました。(http://shop-ikedaya.com/SHOP/TW-10.html)
友人向けの2日目は会費制15,000円にしたため
プチギフトを用意しようか迷ったのですが
自分自身がもらってもそんなに嬉しいものではないのにわざわざ用意する必要はあるのか?
ということを考えたら、プチギフトはなしになりました。
その代わり「引き出物やプチギフトはないのですが、今日の思い出を持ち帰ってください」と伝えました。
なので、会費制の場合はプチギフトがなくても
ゲストは新郎新婦をお祝いしたいだけなので
引き出物やプチギフトという見返りは求めていないので大丈夫です。
3日目のビジネス関係者の回では、経営者ばかりだったということもあり
日影茶屋の引き菓子だけにしました。
理由は、みなさんそれなりに良い物やこだわりのものを持っているだろうから
いらない引き出物で困らせるより家族や社員でも食べられるお菓子になりました。
引き出物を選ぶ時は、「なぜそれにしたのか」というのを披露宴で説明できると
新郎新婦もゲストも納得できるものになると思います。