入籍日はおふたりの新しいスタート!婚姻届の書き方

入籍日はおふたりの新しいスタート!婚姻届の書き方 | 披露宴・1.5次会・帰国後パーティーは会費制結婚式の【会費婚】

2017.12.22nd.

おふたりが正式な夫婦となるのは婚姻届の受理日、つまり入籍日です。

その日は交際スタート日といったおふたりだけの記念日、誕生日など特別な意味を持つベストな日を選んでいるはず。

もし、その日に婚姻届を提出しても記入を間違えて受理されない!なんて悲劇はぜったい避けたい。

そのために婚姻届の記入方法訂正方法について確認しておきましょう。

婚姻届を記入する前に

婚姻届を用意しよう

婚姻届の入手方法は、役所の場合は訪問して受け取るか、役所のWebからダウンロードすることになります。

全国どの役所の婚姻届を使用してもかまわないので、それぞれの自治体の工夫を凝らした婚姻届を選べます。

企業が販売しているおしゃれな婚姻届を購入(ダウンロード)することもできます。

また、所定のフォーマットを守れば色やデザインをオリジナルにしておふたりだけの婚姻届を作成してもOKです。

ただし、書き損じにそなえて必ず複数枚を準備しましょう。

他に準備するもの

ペンは消えないタイプで、黒がベストです。ブルーブラックなどは自治体によってNGな場合もあります。

それぞれの印鑑は実印や認印(シャチハタやゴム印はNG)を用意します。旧姓のものです。

提出の際に必要なのは、本人確認書類(パスポート、運転免許証、マイナンバーカード)、戸籍謄本です。

戸籍謄本は婚姻届を提出する役所が本籍地の場合は不要です。つまり、おふたりとも同じ本籍地、かつ本籍地の役所に提出する場合は不要です。それ以外は本籍地が異なる方に必要です。

婚姻届の書き方

おふたりが記入する項目

日付

婚姻届を提出する日付を記入。書類に不備がなければこの日付が婚姻成立日、つまり入籍日になります。

氏名・生年月日

氏名は婚姻「前」の氏名を楷書で記入。

住所

それぞれが住民登録をしているところの住所と世帯主の氏名を記入。住所の書き方は戸籍謄本で確認しながら書くと安心です。また転入届と一緒に出す場合は新住所、新世帯主を書く場合が多いですが自治体により異なる場合があるので、役所に確認しましょう。

本籍

戸籍謄本を確認しながら記入しましょう。筆頭者は戸籍の最初に書かれている人の氏名を記入。

父母の氏名

父母が婚姻中の時は、母は名のみを記入し、離婚している場合はそれぞれ氏と名を記入。亡くなっている場合も記入。

父母との続き柄

長男長女、二男二女、三男三女などを記入。

婚姻後の夫婦の氏

夫か妻の氏を選んでチェック。選んだ氏の方が戸籍の筆頭者となります。

新しい本籍

日本のどの場所でも構いませんが、戸籍謄本が必要になる場合を考えて新居の住所にすることが多いです。どちらかの本籍地や実家などにする方もいます。おふたりで相談して記入しましょう。

同居を始めたとき

結婚式を挙げた日か同居開始日で、早い日付を記入します。提出時に同居も結婚式もしていない場合は空欄です。

同居を始める前の夫妻のそれぞれの世帯のおもな仕事

それぞれが1人暮らしだった場合は各々の職業を選択肢から選んでチェック、親と同居していた人は世帯主(父など)の職業を選択肢から選んでチェック。

夫妻の職業

5年に一度、国勢調査のある年度中に提出の場合のみ記入します。次は2020年、2025年です。

届出人

夫婦になる本人それぞれが署名、捺印します。旧姓で記入します。

連絡先

記入不備の場合、役所から連絡が来るので確実に連絡が取れる電話番号を記入。

証人

20歳以上ならば誰でもOKです。氏名、生年月日、住所、本籍地を記入、押印します。

夫婦にお願いする、親や兄弟にお願いするなど同じ姓の証人の場合、それぞれ別々の印鑑を押印してもらう必要があります。

欄外に捨て印をしてもらうと、提出時に訂正の必要があっても対応可能です。

提出先での訂正方法を確認しておこう

事前準備では完璧!と思っているかと思います。もし役所から間違いを指摘された時は、落ち着いて役所の係の方の指示に従い訂正しましょう。

書き損じ箇所を修正すれば、そのまま提出受理される場合がほとんどです。

捨印とは

公文書や契約書などの書類の欄外に、捨印を押印することで、書類の提出後でも当人にかわって相手方(婚姻届の場合は役所)が訂正することを認める、という意思表示をしたことになります。

つまり、捨印があれば役所は受理後に訂正箇所がわかった場合でも、おふたりに婚姻届を差し戻すことなく訂正を進めることが可能なのです。

届出人欄と同じ印を、捨印の欄がある場合はそこに押して、ない場合は婚姻届書の欄外の左側(真ん中あたり)に押しましょう。

※自治体によっては訂正印が必要な場合もあります。

書き損じの訂正方法

訂正する場合、誤りの部分を二重線で消して同じ欄内の余白に正しい内容を記入。捨印を押していなかった場合は、ここで届出人欄と同じ印を、婚姻届書の欄外に捨印として押印します。

※自治体によっては、届出書左欄外の余白に「○字追加○字削除」など、訂正した文字数を記入の上、届出人欄と同じ印を押す場合もあります。

先輩カップルの体験では、きちんと書けた!と思っても婚姻届の記入間違いは意外とあるようです。

戸籍の記載と違う漢字を使った、住所の書き方が違った、届出人を旧姓ではなく婚姻後の氏で記入した、など不備ポイントもさまざまです。

提出の際に印鑑を忘れずもっていく、捨印を押しておく、証人の捨印は必ずもらっておく、などの対策はぜひ行いましょう。

心配な場所は空欄にして、役所で確認してその場で記入してもよいですね。

おふたりが選んだベストなタイミングが入籍日となりますように♡

この記事の関連タグ