結婚式費用の準備は必要?結婚したいけど貯金に余裕がなくても大丈夫!

結婚式費用の準備は必要?結婚したいけど貯金に余裕がなくても大丈夫! | 披露宴・1.5次会・帰国後パーティーは会費制結婚式の【会費婚】

2020.7.15th.

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結婚したい相手ができ、プロポーズし、見事OK!ハッピーな気持ちでいっぱいなのに、貯金通帳を見て愕然…。結婚資金がない!そんなカップルも多いのではないでしょうか。結婚資金はかさむものですが、金欠でも幸せに結婚生活をスタートさせたカップルもいるのです。ここでは、金欠のカップルに教えたい、結婚資金の準備の仕方について紹介します。

結婚費用にはいくら準備すればいい?

まずは結婚に必要は費用を知って、貯金等の結婚資金がないカップルがどうすれば幸せな結婚をスタートできるかの施策を練る準備をしていきたいと思います。

結婚に必要な金額は平均600万円というのは本当!?

昨今結婚式は、「オンライン挙式」、「フォトウェディング」、「披露宴のみ」、「家族挙式」など、多様化が進んでいますが、ここでは、従来の結婚のカタチの必要な項目として、結婚式、新居の準備、新婚旅行などを挙げています。
全て行った時のその平均総額は600万円だそうで、かなり大きな額であることがわかりますね。結婚するカップルの中には、新婚生活を優先して、結婚式や新婚旅行を諦めるカップルがいますが、その理由がわかっていただけると思います。

結婚資金はお互いで300万円が理想

結婚資金は、男性か女性か、どちらが用意するものだと思っているでしょうか。昔は、なんでもお金にまつわるものは男性が負担するといったイメージもありましたが、今はだいたい折半したり、貯金が多いほうが負担するといった方針のカップルが多いようです。

結婚にまつわる平均総額は600万円ですから、理想の結婚資金はお互いが300万円ずつ用意できると安心でしょう。

 

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貯金ゼロの人も!?世代別の貯金額とは

結婚資金は、だいたいの人が自分たちの貯金から工面しようと考える人が多いです。最近では両親に負担してもらうカップルも多く、9割のカップルはなんらかの支援をしてもらっているようですが、それでも全額を負担してもらうわけにはなかなかいきません。

しかし、貯金といっても、20代や30代では、まだまだたくさんの貯金をしている人は少ないです。ここでは、世代別に、貯金額がどれくらいなのかに焦点をあてていきましょう。このデータは、平成25年の国民生活基礎調査による、1世帯あたりの貯蓄額になります。

世代別の平均貯金額

  • ●29歳までの平均貯金額 約160万円
  • ●30〜39歳までの平均貯金額:約423万円
  • ●40〜49歳までの平均貯金額:約707万円
  • ●50〜59歳までの平均貯金額:約1,034万円

平均貯金額では、やはり年齢が高いほど貯蓄額が高くなります。結婚適齢期ともいえる20代や30代の貯金の平均は160〜423万円ですので、男女2人の貯蓄額をあわせても、600万円に届かないカップルもいることがわかりますね。

同じ20代でも、1年の違いが大きな貯金額の違いにつながる場合もありますし、この調査は1世帯あたりのデータなので、中には同居しながら、すでに結婚をしながらという人もデータも含まれます。

世代別の貯金額の中央値

ここでは、世代別の貯金額の中央値をみていきたいと思います。中央値とは、数字を小さい順に並べ、その中央=真ん中に値する数値のことです。平均値の場合は、年収が高い人が多ければ多いほど、平均額も上がってしまいますが、この中央値の場合は、その世代のちょうど真ん中にあたる人間の値が基準となり、よりリアルな金額を導くことができるそうです。

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  • ●20代の貯金額中央値:30万円
  • ●30代の貯金額中央値:130万円
  • ●40代の貯金額中央値:300万円
  • ●50代の貯金額中央値:408万円

いかがでしょうか。平均の貯金額と比べて、大幅に金額が下がっています。20代だと30万円の貯金額が平均となっていますが、たしかに、意識をして貯金をしていないと、20代では30万円くらいが関の山かな…という気はしますね。年収が300万円くらいの人も多いので、30万円も貯金ができていればいいと考える人もいるかもしれません。

20代、30代の場合、最初から結婚資金を意識的に貯める人は少ないです。まずは自分の生活のために貯金をして、海外旅行や趣味などに使い、エンジョイするために使ってしまう人が多いでしょう。そのため、貯金が貯まりにくい世代ということもできます。

平均貯金額よりも自分の貯金が少ないと落ち込んでしまう人もいるかもしれませんが、周囲の人も意外と同じくらいの貯金額なのかもしれません。結婚を決めたなら、やはりその後の行動が大事になってきそうです。

結婚資金、まったく貯金がなければどうする?

結婚資金の貯金がない場合は、どんな対策していけばいいのでしょうか。貯金がなくて右往左往してしまっているカップルは、ぜひ参考にしてみてください。

今すぐに貯金を始める

やはり、結婚を決めたのであれば貯金をしなくては始まりません。お給料が突然跳ね上がることは少ないですし、少額からでも貯金をしていきましょう。

結婚資金を貯金するための口座を作ろう

2人で結婚すると決心したなら、どちらか一方が結婚資金用の口座を作りましょう。男性でも女性でも、お金の管理が得意な人がするといいと思います。最近では、ネットバンクなどで手軽に貯金口座を作ることもできますので活用してみてください。

貯金方法としては、まず、お給料をもらったら貯金額を差し引いて結婚資金用の口座に入金します。また、ボーナスがあるという方は、ボーナス全額貯金するのもいいでしょう。

家計簿をチェックして収支を管理する

結婚資金を貯めるためには、無駄遣いを減らすことも大切です。家計簿をつけるようにして、収支を見直しましょう。結婚後は、その後の出産やライフイベントに備えて、もっとシビアに収支を見極める必要があります。そのプレ期間だと思って、結婚前から家計簿をつける習慣をつけてみてください。

結婚費用の見直しを

貯金額が少ない、両親からの援助が期待できないなどの場合は、結婚費用の見直しもしてみるといいと思います。最初に言ったように、結婚式や新婚旅行を取りやめたりするのも一つの手ですが、詳しい見直し方法は次の項目で見ていきましょう。

結婚資金の見直し方法

さて、結婚資金の見直し方法を具体的に見ていきたいと思います。

結婚式の費用を抑える

まず、結婚資金の中の結婚式の費用から考えてみることにしましょう。結婚式は、平均の結婚費用600万円の中でも、300〜350万円を占め、大きな出費となります。結婚式の規模や形式などは、見直してみる必要があるでしょう。

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大人数のゲストを呼んで、2人の負担を減らす

結婚式の費用負担を減らすなら、大人数のゲストを呼ぶことも一つの方法です。大人数のゲストを呼べば、ご祝儀がそれだけ多く集められることになり、2人の負担金は減らすことができるでしょう。

ただし、式場の費用は前払いであることが多いので、大人数のゲストを呼ぶのであれば、前払いの費用をまずは工面する必要があり、これがネックとなるケースが多々あります。

自己資金だけで挙げられる結婚式を選ぶ

大人数のゲストを呼ぶことは、上記でも触れたように自己資金を多く持っていなければできないことです。ご祝儀で相殺できたとしても、前もって用意するのは簡単なことではありません。

そのため、自己資金だけで挙げられる小規模な結婚式をすることも考える必要があるでしょう。食事ウェディングや挙式だけの結婚式など、規模やスタイルを変えれば、大きく費用を抑えることができます。

 

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会費婚で大幅に結婚費用を抑える

最近では、1.5次会や、会費制の結婚式も増えていますね。ここでは、「会費婚」というサービスを例にあげて、結婚式費用がどれだけ抑えられるかを解説したいと思います。

会費婚の場合は、自己負担金5万円と、結婚式当日のご祝儀で結婚式が挙げられるというサービスです。結婚式前に支払う代金は5万円からでいいので、初期費用がかからず安心です。

結婚式費用の平均は300万円前後であることが一般的なので、会費婚なら、かなりの結婚費用を抑えられます

新婚旅行の費用を抑える

さて、次は新婚旅行の費用を抑えるポイントについて触れていきましょう。

新婚旅行の行き先、内容を変える

新婚旅行の場合は、国内や海外、どれくらいの期間旅行をするのかなどによっても違ってきます。海外等の場合は、行く場所で航空券の値段に大きな違いがありますし、行き先の国の物価の状況によっても、費用負担は変わってくるでしょう。

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また、旅の中で大きな費用負担となるのは宿泊費です。同じホテル代金であれば、やはり1日でも宿泊が多ければ高くなります。ハネムーンは2週間くらい休みを取っていく人も多いですが、結婚資金に余裕をもたせたいのであれば、近い場所・短い旅行期間であることがポイントになります。

お金が溜まったら旅行に行く

結婚式の翌日から新婚旅行をするというのは、昔は定番だったように思います。しかし最近は、それほど「結婚式の翌日」にこだわっているカップルは多くありません。それは、共働きが増え、仕事が忙しい人が多く、結婚式翌日から新婚旅行に行けないというのが主な理由です。

このような背景もあるため、もし結婚資金がないのであれば、無理に新婚旅行に行く必要はありません。もちろん、「新婚旅行に憧れている!」というカップルは計画してもいいかもしれませんが、「別に今行かなくても…」というカップルなら、無理に行く必要はないでしょう。

新婚旅行ではなくなってしまうかもしれませんが、それはそれとして…。1年目の結婚記念日などに、お祝いを兼ねて旅行に行くのもロマンチックですから、前向きに捉えて、お金が溜まったら行くというのでも悪くないと思います。

新居の準備費用を抑える

結婚式や新婚旅行は今しかできない!と思うカップルの場合は、新居の準備費用が節約できる最後の項目になります。どのようにすれば費用を抑えられるでしょうか。

今使っているものを新婚生活で活用する

新居の準備費用を抑えるなら、今使っているものを新婚生活に持ち込むことが一番節約に繋がります。家電などを新しく揃えたくなる気持ちはありますが、今持っているものを持ち込めば費用の負担は最大限に節約できます。

細々したキッチン用品なども、意外と大きな負担となりがちです。引っ越しが大変になるかもしれませんが、新居の準備費用を抑えたいなら、小さな節約を積み重ねる必要があります。

同居を検討する

さて、新居の準備費用の中で、一番大きくかかってくるのが住居費用です。賃貸の場合でも、初期費用はだいたい半年分の家賃と言われることが多いです。10万円の家賃なら6ヶ月分で60万円。都心であれば家賃が高いので、100万円を超えることもあるでしょう。

そのため、新婚してすぐの時には、同居を検討することもいいかもしれません。中には、結婚当初は別居をして、お金が溜まってから新婚生活をスタートさせるカップルもいますので、住居をどこにするかは、節約の大きなポイントに繋がります。

貯金がなくても大丈夫?先輩夫婦たちの結婚資金事情

さて、実際に結婚をした先輩夫婦たちは、どれくらいの結婚資金があったのでしょうか。ここでは、いくつかの例をあげて紹介したいと思います。

貯金額は20万円!それでも結婚式をした

結婚を決めた当初の貯金額はたったの20万円。これではいけないと思い、2人でそこから1年ほどかけて貯金。貯金額は120万円になりました。あとは親に負担をしてもらって、結婚式をあげることができました。

100万円以下の夫婦の場合は、親の支援必須!

結婚資金が100万円以下の場合、ほとんどのカップルが親の資金援助を受けていました。支援がなければ結婚式はできなかったというカップルがほとんどで、早めに親に結婚相手を会わせるなど、援助してもらえるように努力したというカップルも…。

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貯金額300万円以下の場合は?

結婚費用すべてをまかなうだけの貯金額はありませんでした。そのため、結婚式を会費制にして、結婚式費用を抑えて結婚しました。新婚旅行や新居に使いたかったので、これも一つの方法だと思います。

何が必要なのか優先順位をつけて

やはり、300万円程度では結婚費用すべてを自己資金で工面することはできません。何が大切なのかの順序をつけることは、とても大切ですね。

300万円以上の貯金がある人

前々から結婚資金をと貯金をしていました。彼の方が収入が多いので、彼が200万円、私が100万円を出して結婚式を挙げています。ご祝儀があるので、結婚式費用に充てながら、残りは新居の準備には100万円くらいをかけて新生活をスタートしました。

結婚願望があり、コツコツ貯めていた人も

貯金が300万円以上ある人は、結婚資金がかかるというのを知って、若い頃から結婚費用を貯めていたという人もいました。「将来結婚したい」という気持ちから、計画的に貯金し始めたそうです。なんだか頭が上がらない気持ちになります…。
いかがでしたか?あんな結婚式がしたい、どこどこへ新婚旅行が行きたいと、結婚に夢は膨らむものですが、すべてを叶えるためにはやはりお金がかかります。しかし、中には工夫をして資金を溜めたり、結婚費用を抑えて贅沢に新婚旅行をするなど、満足のいく結婚をスタートさせている人も。先輩カップルの例を見ながら、協力し合って結婚資金を貯めてみてはいかがでしょうか。