憧れの指輪交換
ドラマや映画で良く見る、指輪交換のシーン。
女性としては、結婚式の中でも特に憧れる儀式のひとつですよね
そんな憧れの指輪交換ですが、
ではなぜ指輪交換をするのか、その意味を知っている人は少ないのではないでしょうか?
指輪交換の意味については様々な説があるようですが、
今回はその中から2つご紹介したいと思います^^
約2000年前のイスラエルでは、布を巻きつけたような衣服が着られていました。
しかしこの服にはポケットが無く、財産を入れた金庫のカギを持ち歩けません。
そこで、カギを指輪状にして身に付けたそうです。
そしてこれが、結婚指輪へと発展。
財産のシンボルでもある指輪を渡すということは、全ての財産を渡す、という意味も込められているんだとか。
結婚指輪をはじめて結婚の証拠としたのは、9世紀のローマ教皇ニコラウス1世だという説も。
ヨーロッパでは、結婚というのは異なる家族と家族がつながる一大イベントでした。
そこで、つながりを確認し合うために、家紋が彫られた指輪を交換し、お互いが身に付けあうことで
信頼の証としたそうです。
1027年には「そこでは、花婿は花嫁に金の指輪を、花嫁は花婿に鉄の指輪を交換している」という記録も残っています。
13世紀にはヨーロッパ各地で結婚指輪を交換する風習が一般化され、
そのころ制作された結婚に関する木版画や法律書の挿絵では、結婚指輪を交換するシーンが描かれているんですよ。
いずれも国や時代は違いますが、
「お互いを大切に想っている」証として指輪交換の慣習がはじまったようですね^^
素敵な意味を持った指輪交換。
その意味を知ることで、指輪交換をする人も、お祝いする人も、
より感慨深いイベントになるのではないでしょうか?
ちなみに・・・
「婚約指輪は給料の3か月分」っていう話、よく聞きますよね。
実はこの話を広めたのは、郷ひろみさんだったってご存知でしたか?
1987年に二谷友里恵さんと結婚された際の記者会見で
「婚約指輪は僕の給料の3か月分のものを贈りました」と言いました。
ちょうどその頃、あるジュエリーメーカーが
「ダイヤモンドは給料の3か月分を贈りましょう」というPR戦略を企画していて、
この「ダイヤモンドは給料の3か月分を贈りましょう」というPR戦略と
郷ひろみさんの言葉がちょうど重なり、
一気に「婚約指輪は給料の3か月分」という言葉が広まったんです。
有名人の影響力ってすごいですね~!
素敵な意味のこもった指輪交換。
きっと結婚式では2人の左手に注目が集まりますね♡
値段にはあまり囚われずに(笑)、
ぜひ2人らしいとっておきの指輪こだわってみてはいかがでしょうか?