ご結婚が決まるり、新婚生活がはじまると、新居の家具・インテリアなどが気になりますよね。
お二人でインテリアショップ巡りも楽しいことでしょう。
しかし、ここでちょっと一呼吸。。
お部屋づくりはいくら知識があり、予算が豊富にあったとしても、自分がどんな部屋にしたいのか、
どんな空間でどんな生活をしたいのかをイメージができていなければうまくいきません
イメージができていないまま家具店やインテリアショップに出かけてしまうと後から後悔をしてしまう場合が・・・。
☆お店では素敵と思って購入したものが実際の部屋ではなぜかイマイチ。
☆インテリア本のイメージで家具を揃えたはずなのに、使い勝手が悪く居心地があまりよくない
☆お店の人にすすめられるまま家具を揃えたら、部屋が狭くなってしまった。
などのお悩みが出てきてしまいます。
新婚生活をスタートするにあたって、自分たちがどのようなお部屋が理想なのか話し合ってみましょう。
アジアン風とか北欧調とかシンプルモダンとかの区分けよりも
自分が生活する場所でどのように過ごしたいかが大事です。
自分が心地よいと感じるのはどんな時ですか?
自分は理想の部屋でどんなことをしたいですか?
お互いに本音を話してみることが大事。
例えば、椅子に座る生活を主としてきたご主人様と、和室で畳に座る生活をしてきた奥様では居心地のよさを感じるところが違うかもしれません。
また、男性と女性がこだわるところの違いも忘れずに。
我が家ではダイニングの椅子は主人と私で違います。
体格が違うので、それぞれ座り心地の良い椅子を選びました。
「私が好きな椅子はきっと相手も気に入るはず」はNGですよ。
今は少なくなってきましたが、結婚したら「婚礼ダンス」と考えるご両親も
まだまだいらっしゃると思います。
地方にお住まいのご両親が、娘に恥をかかせたくないということでプレゼントされた3点セットの婚礼ダンス。
必要ないかなと思いつつきちんと話ができないまま、
地方でご両親が選び都内のアパートへ搬入の日を迎えました。
新居は贅沢せず、二人には十分な広さの2Kのアパート。
部屋には入ったのですが、3竿並べて置くつもりが部屋に収まりません。
1間の寸法が地方と都内では違い、部屋寸法を勘違いしていたことが問題でした。
仕方なく1竿はもう一つの部屋へ。
結果、自分たちで選んだ家具と色も合わず、何となく居心地が悪い部屋になってしまいました。
以上のようにならないためにも、ご両親にも自分たちに必要なモノ、不必要なモノをしっかり伝えることが大事。
ご両親のお気持ちを考えるならば、こちらから自分たちの欲しい家具をお願いするのもよいと思います。
3点セットの婚礼ダンスも昭和30年代に某家具屋さんが仕掛けた一つの流行です。
お嫁入りに良い家具を持たせる風習はありましたが、特に3点セットの決まりはありません。
ご両親と婚礼ダンスの話がでたら、こんな家具のウンチクを話し合うのも楽しいですね。
まずは2人でどのような新婚生活をはじめたいのかをしっかり共有することが第一歩。
お互いの思いを尊重しながら、インテリアショップでデートを楽しんでくださいね。