メールやSNSが身近となっている現代において、はがきを送るという習慣は薄れつつあります。
そんな中でも、結婚報告のはがきってすごく重要なんですよ。
ここでは、結婚報告はがきの常識をご紹介していきます!
そもそも結婚報告はがきは、入籍をして名前や住所が変わった事を知らせるためのものです。
また結婚式を挙げる予定のない場合には、お世話になっている人たちへ入籍した旨を知らせるためのものでもあるんです。
そして、結婚後も変わらないお付き合いをお願いするといった意味合いも込められているんですよ。
今ではインターネットのおかげで、思いついた時にリアルタイムで相手へ連絡をする事が可能です。
そのためタイムラグがあるはがきを送る機会は、どんどんと減ってきてしまっているんです。
しかはがきには、はがきにしかない温かみがあります。
手元に形として残るという事も、嬉しいポイントですよね。
その上敢えて手間のかかるはがきを送るという事は、丁寧な印象があります。
特に年配の親戚や上司等へは、昔からの正式な報告方法であるはがきでの結婚報告が好まれます。
また普段メールやSNSで連絡を取っている友人でも、敢えてはがきを送ってみるとより良い関係が築けるかもしれませんよ。
結婚報告はがきを送るタイミングは、入籍から1~2ヶ月とされています。
入籍後3ヶ月以上空いてからの報告では、逆に失礼となってしまう事もあるからです。
そのため入籍してから1ヶ月を目安として、作成して送っていくと良いでしょう。
結婚報告はがきで気を付けたいポイントとしては、下記が挙げられます。
・上司にはスタンダードなデザインで作成
・友人や家族にはカジュアルなデザインで作成
・疎遠で今後も付き合いがないと思われる相手には送らない
・なるべく直筆で一言メッセージを入れる
上司に送る結婚報告ハガキは、スタンダードで好き嫌いがあまり偏らないデザインが良いでしょう。
それに対して友人や家族には、写真いっぱいで楽しいデザインが喜ばれます。
この様に送る相手によってデザインを変えると、誰に対しても失礼のない結婚報告はがきが作れます。
またあまりにも疎遠な人に対して結婚報告はがきを突然送ると、お祝いの請求と思われてしまう可能性があります。
そのため、結婚報告はがきは今後付き合いが続きそうな相手に限定して送っていきましょう。
そしてはがきには、送る相手それぞれに向けた一言を直筆で加えていきましょう。
たった一言であっても、直筆のメッセージは嬉しいものなんですよ。
入籍という大変めでたい結婚報告ですが、急な喪中と重なってしまうという事もありますよね。
そんな時には、四十九日が過ぎてから結婚報告はがきを送る様にしていきましょう。
また年末近くに喪中となってしまった場合には、まずは早めに喪中はがきを発送します。
その上で、1/8以降に寒中見舞いを兼ねて結婚報告はがきを送っていくと良いですね。
しかし四十九日を過ぎても、喪中でそんなめでたい報告は…と気が引けてしまう事もあるかと思います。
そんな場合には、寒中見舞いや暑中見舞い等の季節の挨拶と一緒のはがきで結婚報告をしていくのも良さそうです。
結婚報告はがきは、現代においても正式な報告として活用されています。
そのため上司や年配の親戚などに対しては、なるべく結婚報告はがきを送る様にすると良いですよ。
結婚という人生において大きな節目の時ですから、大切な人たちへはしっかりと報告をしていきたいですよね。
また今後も変わらないお付き合いをお願いするためにも、丁寧で心のこもったはがきを作成していきましょう!