海外挙式に親族や友人を招待する場合にまずやらなくてはいけない事と言えば、招待状を送る事です。
国内挙式と違って海外へ呼ぶ訳ですから、それなりの配慮が必要となってくるのは当然ですよね。
そんな海外挙式の招待状の書き方を、まとめてご紹介していきます!
海外挙式が決まったら、ゲストへの招待状を送らなければなりません。
海外挙式では多くの場合、近しい親族や親しい友人だけを招待しますよね。
しかし海外挙式では、国内と違って往復するだけでも多くの時間がかかります。
そのためゲストには、挙式の日の前後に数日間スケジュールを明けてもらわなければなりません。
またパスポートを用意してもらうケースも考えられますので、国内挙式よりも早めに招待状を送っていく必要があるんですよ。
基本的には挙式の2~3ヶ月前には招待状を送っていきましょう。
そして招待状に記載しなければならない項目も、予めしっかりと決めておく必要があります。
旅費に関しては、ゲストが負担するのならばご祝儀は辞退するのが一般的です。
もしくは新郎新婦とゲストで半々、新郎新婦が全額を負担するという選択肢が一般的となってきます。
そして飛行機やホテルの手配に関しては、新郎新婦がゲストの分全て手配するかゲストにお願いするかですよね。
最後に挙式に参列してもらう際の服装も、あらかじめ決めて伝えておかなければなりません。
これらを決めたら、早速招待状の作成にかかっていきましょう!
招待状の文章は、基本的に国内挙式と大きな違いはありません。
謹啓 (時候の挨拶)
皆様におかれましては ますますご清祥の事とお慶び申し上げます
このたび私たちは○○(国名)にて結婚式を挙げる運びとなりました
つきましては 挙式ののち心ばかりの宴を行いたく存じます
ご多用の中遠方からのお越しとなり誠に恐縮ではございますが 是非ご出席を賜りたくご案内を申し上げます
敬具
日時 平成○年○月○日(○曜日) 午後○時
挙式会場 ○○ (住所)○○
会食会場 ○○ (住所)○○ 午後○時開宴
平成○年○月吉日
なお誠にお手数ですが ご都合のほどを○月○日迄に同封の返信用葉書にてご一報賜ります様お願い申し上げます
こうした文章にプラスして、旅費などはどうするのかを付箋で同封していきます。
遠方よりお越し頂きますので 交通費と宿泊費は私どもで負担させて頂きます
交通費や宿泊費につきましては各自でご負担いただく事をご了承ください
尚 ご祝儀などのお心遣いはなさいません様にお願い申し上げます
旅費などをゲストと半々で負担する場合には、金額のやり取りはとても困難となる事が予想されます。
そのため交通費は新郎新婦、宿泊費はゲストなどに分けてお願いすると分かりやすいですよ。
交通費につきましては私どもで負担させて頂きます
尚 宿泊費につきましては各自でご負担頂きます事をご了承ください
招待状を書く時には、国内挙式同様にマナーに乗っ取って書かなければなりません。
これらにはしっかりと注意して、誰が見ても気持ちの良い招待状を作っていきましょう!
いかがでしたか?
海外挙式にゲストを呼ぶには、国内挙式に比べると配慮しなければならない点が大変多くある事が分かります。
特にゲストに費用を負担してもらうケースでは、ゲストの出費も決して少なくはありません。
そんな海外挙式ですから、招待状の時点から相手に喜んでもらえる様な配慮をしなければならないんです。
大切な人たちと最高の時間を過ごすために、是非ゲストがもらって嬉しい招待状を心がけていきたいですね!