人生で最高に幸せな日になるであろう、結婚式。
そんな結婚式の準備は、楽しいばかりではありません。
大きな晴れ舞台を作り上げる作業は、決してラクなものではないのです。
結婚準備でストレスが溜まっているなら、ぜひストレスを少なくしていきましょう!
結婚式の準備は、はたから見れば幸せ絶頂期に見えるものです。
しかし実際には、実に様々なストレスがかかってくる大変な作業となっています。
その主な理由を、見てみましょう。
新郎全員がそうという訳ではもちろんありませんが、多くの新郎は準備を新婦に任せっきりにしてしまいます。
これは、新郎が「新婦が楽しんで準備をしている」と思っているからこそ。
新婦が理想とする結婚式にするために、新婦主導で準備をしようと考えている部分が大きいと考えられます。
また「なんでもOK!」というスタンスの人が多い新郎だからこそ、そこまで準備に時間をかけたくないと思っている新郎も多くいると言われています。
これが結果的に、新婦に任せっきりという状態を生んでしまうのです。
結婚式の主役は新郎新婦ですが、両家の両親にとっても大切な日となります。
また両家の親戚を呼ぶケースも多いので、ここで両親や親戚などが様々な意見を出してくる事もあります。
こうなると様々な人にそれぞれ配慮しなければならず、新郎新婦も気疲れしてしまいます。
そしてたくさんの意見を上手に考慮しなければならないので、なかなか思う様に準備が進まない点も大きなストレスとなってきます。
結婚式の準備と言えば、決める事が実にたくさんあります。
例えばテーブルクロスの色、形、BGMを1つずつ全て選ぶなど。
結婚式をゼロから作っていく事になるので、決める事の数は膨大となってしまうのです。
ここまで決める事が多いと、迷うだけでもエネルギーを使ってしまいます。
また様々な部分で悩む事が多くなるので、徐々にストレスが溜まってしまうのです。
決める事と同じ位、準備しなければならない事も大変多いのが結婚式の準備です。
準備のほとんどを業者や会場にお任せしているのならばともかく、自分たちで準備するものがある場合は尚更大変です。
自分たちの結婚式ですから、自分たちの手で手作りアイテムなどを取り入れていきたい新郎新婦は多くいます。
一生に一度の事だからこそ凝りたいと思うのはもちろんですが、こうなると準備しなければならない事も多くなってしまうのです。
招待客を選ぶのにも、大変なストレスがかかってきます。
この人を呼んだらこの人も呼ぶべき?
この人とこの人を一緒に呼んでも大丈夫?
こんな事を気にし出したら、一気にストレスばかりが溜まってしまいます。
同様に、席次を決めるのにもストレスがかかりやすくなっています。
結婚式を控えると、マリッジブルーになりやすくなります。
新しい生活に胸を躍らせつつも、不安が渦巻くのも当然です。
そんな混乱が、マリッジブルーとなるのです。
マリッジブルーになると、なんとなく気持ちが沈みやすくなり不安定になってしまいます。
すると、ストレスも自然と溜まりやすくなってしまうのです。
新郎新婦の大切な結婚式だからこそ、完璧を目指したいと思うのは自然な事です。
不備がない様に、なるべく万全の体制を整えて本番に臨みたいところ。
だからこそ、準備には気合いが入ってしまいます。
本番に完璧さを求めれば求めるほど、不安は大きくなりストレスになるのです。
特に一生に一度の大舞台だからこそ失敗したくないという思いは、異常なまでにストレスとなってしまいます。
結婚式の準備では、ストレスが溜まってしまうのは仕方のない事と言えます。
そのため、このストレスをできる限り少なくする必要があるのです。
では、どうすればストレスを少なくできるのでしょうか。
その方法をいくつかご紹介しましょう。
ウェディングプランナーとのやり取りは、電話の他メールでのやり取りも多くなる事と思います。
この時、メールを新郎新婦のどちらか1人だけに送ってもらうというケースが多いのではないでしょうか。
すると、どうしてもメールを受け取った人に負担が多くなってしまうものです。
そんな負担を2人で分担して軽くするためには、新郎新婦2人宛てに連絡をもらう様にすると良いでしょう。
電話は仕方がないとしても、メールだけは2人宛てにしてもらう様にしましょう。
こうすれば、2人で協力して負担を軽くしていく事ができます。
作業は、あらかじめ2人で平等のになる様に分担しておきましょう。
こうすれば、どちらかに負担が多くなりにくくなります。
そして作業の進み具合によって、柔軟に対応していくと良さそうです。
また作業分担を書き出して、見えるところに貼っておくと分かりやすくなります。
作業が終わったら、「済」を書き足して作業の進み具合をパッと見て確認できる様にしておくと便利です。
なかなか人に頼みにくいのが結婚準備の特徴ですが、大変なこの時期こそ人の手を借りていきましょう。
どうしても自分たちでしかできない部分は新郎新婦で進め、それ以外の部分はできる限り助けてもらうのです。
こうするだけでも、負担が軽くなってストレスも溜まりにくくなります。
結婚式だからこそ、細かいアイテムなども懲りたくなる気分はよく分かります。
しかし手作りアイテムが多ければ多いほど、やらなければならない事は増えていきます。
そしてその分、ストレスは溜まってしまうのです。
ここはこだわりを尊重しつつ、業者や知人、家族に頼める部分は頼んでいくと良いでしょう。
その上でどうしても譲れない部分は、自分たちで手作りしていくと安心です。
ストレスを溜めない様に対策をしたとしても、ストレスはどうしても蓄積してしまうものです。
そこで、ストレスを溜めこまない様な考え方も頭に入れておきましょう。
どんなに作業分担をしたとしても、新婦の方に負担が大きくかかってくる事が多い、結婚準備。
ここは割り切って、「新郎はサポート役」と考えて新婦のやりたい様に作業を進めてしまいましょう。
どんどん出てくる周囲からの意見は、とりあえず聞くだけ聞いておきます。
その上で出た意見はそのまま反映せず、自分のやりたい事をまずはしっかりと考えてみましょう。
自分のやりたい事が曲げられない様であれば、意見は気にせず自分のやりたい事を優先します。
とても大変な結婚準備ですが、これは人生においてたった一度しかない時期です。
どんなに忙しくて大変でも、今後同じ様な大変さは基本的にはないと考えてみます。
そうすれば、もう少しだけ頑張れるのではないでしょうか。
完璧に作っていきたい気持ちは、もちろんよく分かります。
しかし大舞台を完璧に作るのは、プロでも困難な事です。
ここは妥協する事を忘れずに、完璧さよりも楽しさに重きを置いてみるのも良さそうです。
準備に入ると、どうしても目の前の作業に集中しがちです。
そこで、時々は自分が理想とする楽しく幸せな結婚式をイメージしてみましょう。
こうして現実逃避してみるのも、ストレスを溜めない上で大切となってきます。
ストレスを溜めない様に心がけていても、毎日発散しなければ溜まるのがストレスと言うもの。
そこで、上手なストレス発散方法も知っておきましょう。
毎日毎日準備ばかりでは、気が滅入ってしまうものです。
そこで、たまには結婚準備を一切忘れる時間を作りましょう。
新郎と、思いっきりデートを楽しむのも素敵です。
時々は、そんな楽しむだけの時間も作っていくと効果的です。
お風呂に入ると、心身ともにリラックス効果が見込めます。
温かいお風呂に何も考えずにのんびり入るだけでも、ストレスは発散できるのです。
アロマや入浴剤も使うと、より効果的となります。
寝る事は、頭の整理になりストレスを効率的に発散できます。
質の良い眠りができる環境で、思う存分寝てみましょう。
きっと、起きたら体も心もスッキリしている事でしょう。
作業は、長時間続けない事も大切です。
長くても1時間を目安として、作業を詰めすぎない様にしましょう。
こまめに休憩をはさんで、一気に終わらせない様に心がけていくと効果的です。
どんな新郎新婦でも、結婚準備は大変でストレスが溜まるものです。
最高に幸せな日となる結婚式ですが、その日を作り上げるためには膨大な量の準備をこなさなければなりません。
そのため今まで喧嘩した事なかった新郎新婦でも、結婚準備で始めて衝突するケースも少なくないのです。
しかし一生に一度の結婚式だからこそ、こだわりを詰め込みたいのは当然です。
だからこそ、上手にストレスを発散して、できる限り楽しく準備をしていく事が大切となってきます。
ストレスを溜めない準備の仕方、そして心構えを念頭に置いて準備に取り掛かっていけると良いでしょう。
また、こまめにストレス発散してストレスを溜めこまずにいる事もポイントです。
大切な晴れの日を心身共に最高のコンディションで迎えるために、ぜひストレスと上手に付き合っていけると良いですね。