こんにちは! 元企業受付・ホテルチーフレセプショニスタのNOTEライター@princhipesaです☆
今日も「 結婚式に関わるすべての人に役立つ情報 」を、”ズバズバ”っとお答えしたいと思います☆
「親友に頼まれて会費制結婚式の受付をすることに…でもどんな事に注意しなくてはいけないの?」
…と悩んでいませんか? ご祝儀制結婚式の受付と大まかな流れは同じですが、会費制結婚式の受付」では特に注意をしなくてはいけない項目が存在します。
受付の心得や注意点をしっかりと頭に入れておくと、当日の受付は絶対にこなせます!
そこで今日は「結婚式の受付の心得」と、会費制結婚式受付の「特に気を付けなければならない3つのコト」と「全体の流れ」をご紹介したいと思います。
絶っっ対に貴方に恥をかかせませんので、記事の最後までしっかりと目を通して下さいね♪
初めて受付をされる方もいらっしゃると思うので、まずは「結婚式受付の心得」を数点ご紹介したいと思います。 この項目をしっかりと頭に入れておくだけで、80%の受付の仕事は確実にこなせますよ♪
貴方も招待されて結婚式に出席しているゲストですが、他のゲストからするとあなたは「主催者側」と捉えられます。
「いらっしゃいませ」ではなく「こんなちは」等、挨拶も変わってくるので注意してください。
受付周りの設備やお手洗いの場所等も「主催者側だから知っているだろう」と他のゲストから聞かれる事も多々あるので、しっかりと会場周りの設備などの確認もしておいてくださいね!
「両家の代表」として受付に立つからには、新郎新婦や親族に恥をかかせないよう「身だしなみ」「言葉遣い」「立ち居振る舞い」には特に気を付けてくださいね!
芳名帳(ほうめいちょう)とは、ゲスト全員の出席を後で確認するのに必要な物です。 一人の書き漏らしも無いように完璧にゲスト全員に記入していただく必要があります。
また受付の最大の任務は「会費の管理」と「責任をもって親族にお渡しする」事です。 間違えた人に渡して紛失・盗難等にならない様に、絶対に決められた人以外に会費を渡さないで下さいね!
この後会費の受け取りに関して、更に詳しくご紹介するのでしっかりと目を通してくださいね♪
会費制結婚式ではなく「ご祝儀制結婚式」の受付マニュアルを過去に執筆しています。 基本の流れや心得・注意点等は同じなのですが、この記事の中では服装やヘアスタイルのポイントから事前の確認事項までかなり詳しく紹介しています。 是非一度目を通しておいてくださいね!
会費制結婚式の受付は「お金」にまつわる事に気を付けなければいけません。
特にこのカテゴリは重要になるので、しっかりと頭に入れておいてくださいね!
ご祝儀制結婚式の受付は「予め祝儀袋に入れられたご祝儀」を受け取ってまとめるだけですが、会費制結婚式の受付は会費の額丁度を頂き、しっかりと管理をしないといけません。
「最終合計が上下する」という事は、会費制結婚式の受付では一番起きてはならない事と心得て下さい。 全員がキッチリの額を持ってくる…という確証はないので、おつりを間違えたりしないでくださいね!
会費は祝儀袋に入れなくても良いのですが、ゲストの中には気を使って祝儀袋に包んで持ってこられる方が何名かは必ずいらっしゃいます。 ですが、祝儀袋ごと預かってしまうと中身が分かりませんよね!
「ご祝儀も含めて入れられていた」や「会費が少なかった」では、新郎新婦が本当に困ってしまいます。
会費制結婚式の受付ではこのような場合、中身をその場でしっかりと確認していただきます。 失礼に見えるかもしれませんが、後で間違っていた時の方が大騒ぎになるからです。 笑顔で丁寧に「大変失礼ですが、確認させて頂きます」と一言添えて、祝儀袋を受付で開けて確認して下さい。
この部分は賛否両論あるので、開けなくても「誰から預かった会費か」という事をしっかりと覚えて、受付が終わってから中身を確認する…という手もあります。 ゲストの年齢層等を見ながらケースバイケースで対応をして頂くといいのですが、その場で確認した方が確実です。
ご祝儀袋に入れて会費を持ってくる方の他に、会費とは別にご祝儀を持ってこられるゲストも勿論いらっしゃいます。 持ってこられたご祝儀は、笑顔で「ありがとうございます」と一言添えて受付でお預かりしてください。
ですが絶対に会費とご祝儀をごっちゃに混ぜて管理をしないでください!
会費は会費、ご祝儀はご祝儀と分けておいて、誰から預かったご祝儀かをしっかりと分かるように管理して、新郎新婦や会費を渡す担当の親族に託してください。
会費とは違い、ご祝儀は開けると失礼になってしまうので絶対に開けないで下さいね!
さて、受付の任務や注意事項はもう完璧ですよね!
簡単ではありますが、当日受付でのやり取りをご紹介しますので、参考にしてくださいね☆
【 受付の流れ 】
1 ゲストが受付に来たらまず「本日はおめでとうございます」と言われるので「ありがとうございます」と答え一礼しましょう。
2 ゲストが会費を渡してくるので、両手で会費を受け取り金額を確認します。
3 おつりが出るのであればこのタイミングで渡しましょう。
4 受付の名簿にチェックをいれ、「こちらにご記帳(きちょう)お願い致します」と一言添えて、芳名帳への記帳を促します。
5 ゲストが書き終わったら「ありがとうございます」と言ってサッと確認しましょう。
6 席次等やお車代等、ゲストに渡す物をこのタイミングで渡します。
7 「開場まであちらのウェイティングスペース(控室や待合室でもOK)でお待ちください」と言い、誘導してあげましょう。 開場している場合は「開場しておりますので、お席にてお待ちください」等の誘導になります。
会費制結婚式の受付をする際に「知っておきたい心得」「特に気をつけなければならない3つの事」「当日の流れ」をご紹介しました。
マナーやルールが簡略化される事が多い会費制結婚式ですが、唯一受付はお仕事内容と責任が少々増えてしまいます。
絶対に気を付けなければいけないのは「集めた会費の金額を完璧にする」「芳名帳に記帳して頂く」「万一ご祝儀を受け取ったらしっかりと新郎新婦に報告」という事です。
確認を怠らずにしっかりとしていれば絶対に受付は完璧にできるので、自信を持って当日に挑みましょう☆