結婚式招待状の返信はがき、書き方にはマナーがあるのは知っていますよね♪
書き加えるメッセージにもマナーやアイディアが大切なんです。
たとえば欠席のとき、理由を伝える場合と伝えてはいけない場合があり、言葉選びも工夫します。
返信はがきの基本をおさらいして、流行りのイラストなど、デコ(招待状返信アート)にチャレンジしてみては。
初めての方向けに、ハードル低めな方法をご紹介します。
ご新郎さまご新婦さまが結婚式の準備をスムーズに運べるよう、返信はがきはすぐに投函しましょう!
遅くとも招待状が届いてから一週間以内に出しましょう。
事情があって判断がすぐに出来ない場合、電話などで直接連絡をとっていつまでに返事したら良いか、相談するのがマナーです。
自己判断で返事をのばすのは相当迷惑なので、慎みましょう。
返信ハガキには、新郎新婦の名前と住所があらかじめ記載されています。
名前の下の「行」や「宛」を二重線で消します。定規を使って綺麗な線をひきましょう。
そして横にやや大きめに「様」と書きます。美しく丁寧に書きましょう。
「寿消し」と呼ばれる方法をご存知ですか?二重線の代わりに「寿」の字で消すことで格式感がでます。
招待状に同封の返信用はがきには、郵便局で購入できる「慶事用切手」や「料金別納」スタンプがあらかじめ用意されていることが一般的(マナー)です。
手渡しで招待状を受け取っても、返信用はがきには切手貼付がマナーとされます。
しかし結婚式準備でお忙しいおふたりですから、うっかり切手の貼り忘れなんてこともわりとあることなんです。
またごく稀ですが、一部の結婚式場では切手を貼らなくてもよいと案内することもあるそうです。
そうした切手がない場合、62円切手を用意して返信しましょう。
貼り忘れだった場合、あとからお詫びの連絡が来たり、結婚式でプチギフトなどが一品増えていたりなどの配慮をするカップルもいらっしゃいます。
広い心で対応しましょう♪
基本的な書き方マナーでは、出席の「ご」と「ご欠席」を二重線で消し、出席に丸を付けて上下に加筆します。
上には「慶んで(喜んで)」の、下には「させて頂きます。」と加えます。
自身の名前や住所を書く欄の「御」「ご芳」「御芳」なども二重線できれいに消しましょう。
子供を連れていきたい場合は、まずは先に連絡・相談をし、問題なければ名前欄に追記します。
正式なマナーを紹介しましたが、最近では「御」や「ご欠席」などをイラストやデコで消すことが流行っています。くわしくはこちら
返信はがきにはメッセージを書く欄が設けてあるはがきと無いものがありますが、無くてもメッセージを一言、二言書くのが一般的です。
親しい友人や同僚であれば、自由に書いてOK。
ちなみにお祝い事には終止符を打たない、という意味で「、」「。」など句読点をつけないで書くのが、縁起がよいマナーとされます。
親戚や上司などにはシンプルな文面で良いでしょう。
「ご結婚おめでとうございます お招きいただきましてありがとうございます 喜んで出席させていただきます」などです。
親しい友人や気のおけない同僚などの返信はがきには、イラストやシールやマスキングテープ、スタンプなどでデコレーションして返信するのが流行中です。
招待状返信アート、なんて呼ばれたりもします。
インスタやpinterestでも素敵なはがきがたくさんみつかります。
可愛いシールとマスキングテープを貼るだけ。100均などでも売っているシールをセンスよく配置して、マステを使ってフレームを手で描くことなく完成させます。
簡単なモチーフ(ハートや花、星etc.)と「Happy Wedding」の文字をアートっぽく描くだけでお洒落に仕上がります。
モチーフやキャラクターの絵を縁取りして、黒く塗りつぶしていくだけ。
特に二重線で「御」を消すかわりにモチーフで塗りつぶすだけでも、かなりお洒落に。
ディズニーキャラクターやプリンセスなら、シルエットだけでもわくわく感が伝わるので人気です。
縁取り用のイラストには、シルエットACやイラストACといったWEBサイトからダウンロードするのもおすすめです。
いっそのことイラストをはがきにプリントアウトする。手描きもいいけれど、返信はがきの上に図柄をプリントアウトしてしまってもいいかも♪
欠席で返信する場合には、即返信よりもやや間を開けて出した方が良いとする意見もありますが、おふたりの準備が滞ってはマナー違反ですので、こちらも1週間程度で到着するようにしましょう。
出席の場合と同じく、必ず「ご」「御」「ご芳」「御芳」等の文字は定規などで丁寧に消して、名前と住所を記入しましょう。
また連名で招待されたけれど、一人が欠席の場合には、出席に○をして、氏名欄に参加できる方の名前のみを記載 します。
欠席の場合はメッセージ欄などに理由を書きますが、内容によっては正確に書かない方がよいとされるものがあります。
出産などおめでたいことでの欠席や海外出張など(日程が決まってずらせないもの)は、理由を明記します。
弔事や病気などの場合は、「どうしても都合がつかず出席することができません」など理由を書かずにお伝えするか、差し支えのない理由をたてて書きます。
間柄によっては、返信はがきとは別に電話で理由を話しておいてもよいでしょう。
またどれほど親しくても、くれぐれも「多忙につき」「経済的に」などを表現しないのがマナーです。
<喪中で欠席する場合の文例>
ご結婚おめでとうございます せっかくお招きいただきましたがやむを得ない事情により出席できません お二人のお幸せを心よりお祈り申し上げます
結婚式はフォーマルな場ですから、出欠の返信から気を抜かずマナーを守りましょう。
招待状、返信はがきのどちらも流行を取り入れるなら、気兼ねのない相手かどうか見極めることが大切です。
心のこもった招待状返信アートはご新郎さまご新婦さまにとって大切な宝物になるので、インスタやPinterestも参考に可愛くアレンジしてみて。
準備で忙しいおふたりを笑顔にできるはず♪