プロポーズをされて結婚が決まった瞬間は嬉しくても、時間が経つといろいろと迷いが生じることもあるでしょう。「この人で本当にいいのかな?」「結婚して幸せになれるの?」といった気持ちの迷いを整理する方法をまとめました。
ゼクシィが既婚女性を対象に行ったアンケートによると、結婚前に「この人で大丈夫?」と迷ったことがある人は全体の58%でした。これは実に、2人に1人の割合。「この迷い、自分だけなのかな?」と不安に思ったり、パートナーに対して罪悪感を持ってしまったりという方は意外と多いようです。
自分だけではないと、安心しましたか?心を落ち着かせて、迷いの原因を整理すれば、気持ちはもっと楽になるはずです。
もう少し深く掘り下げてみましょう。
これまで実家で暮らしていたあなたも、一人暮らしの経験があるあなたでさえも、金銭的な問題に必ず直面することでしょう。パートナーの収入や貯金など、結婚前にはあまり話題にはしないもの。だからなおさら、結婚後に大問題に発展することもあるのです。ギャンブル好きだったり、お金遣いが荒かったりというパートナーに対する不安を持つ方もいるようです。結婚後にそれが発覚してからでは遅いので…恋人時代の今こそ、パートナーのお金に対する価値観を探っておくことが必要です。
結婚すればひとつ屋根の下で一緒に暮らすという選択をする人が多いでしょう。相手に合わせようといつも気を遣っていては結婚生活に疲れてしまいます。また、パートナーがすぐに感情的になる点や、細かいことを気にしすぎる点など、自分と合わない面があることを気にする方も多いようです。違う環境で育った2人が一緒に暮らし始めたら、生活リズムにズレが生じるのは当然のこと。ほとんどのカップルがお互いに譲り合いながら理解を深め、歩み寄っていくのが常です。「家族」になるとは実はそういうことでもあるのです。
結婚するということは、パートナーの家族や友人たちとの付き合いも広がっていくということです。例えば、親戚づきあいがまったくなかったあなたが、親戚がとても多いパートナーと結婚するとなると、環境はガラリと変わっていきます。同じ環境や似たような環境であれば、この点についてはさほど心配することはないでしょう。しかし、相手の実家に住むなどということになれば、そこに不安を感じる人も少なくありません。お姑さんやお舅さんとはうまくやっていけるか? 小姑は一緒に住むのだろうか? 結婚前に確認しておきたいことはたくさんありそうです。
結婚が決まった幸せの絶頂の中、結婚への迷いが一瞬もなかった人なんてほんの一握りです。マリッジブルーと言われる症状さえも、約8割の人が経験しています。(参考:http://zexy.net/mar/edit/honne/vol37.html)
ここでは、迷いをなくして気持ちを整理する方法をまとめました。
この先のことを案じるよりも、まずあなた自身が自分と向き合ってみることが大切です。どうして自分は結婚に迷っているのか?なぜ、先のことを不安に思うのか?結婚が決まれば嬉しいことなのになぜ手放しで喜ぶことができないのか?
自分自身に問いかけて、どうして自分が迷っているのか整理してみましょう。上記のゼクシィのアンケートを参考に、結婚を迷う理由をひとつひとつ挙げてみるのもいいでしょう。頭の中で悶々と悩んでいるより、実際に紙に悩みを書き出してみてください。第三者的な目で自分の考えを判断することができておすすめです。意外と悩みがちっぽけに見えるかもしれませんよ。
迷っていることが何なのかわかり、それが自分自身では解消できないようなら、誰かに話を聞いてもらうのもひとつの手です。
あなたのことをよくわかってくれている人、親御さんや昔からの友人などに話してみると、解決への道が開けるかもしれません。また、親戚の人など年長者に相談すると、中には同じ経験をしている人がいるかもしれません。
いつも悩みを聞いてくれる友人に相談してみるのもいいでしょう。あるいは、先輩既婚者に相談することで、あなたの悩みは誰もが通る道だと思えるアドバイスに心がスッキリすることもありそうです。
身近な人には相談しづらいのであれば、思いきって悩みを聞くプロ=カウンセラーや占い師などに相談してみるのもよいかもしれませんね。意外とあなたと初めて会う人に相談するほうが、余計な邪念や気遣いなどにとらわれることなく、的を射たアドバイスをいただけそうです。
なぜあなたがこんなにも迷っているのか?その原因が整理できたら、一人で解消しようとせずに、まずはパートナーと話し合うことをおすすめします。なぜなら、この先そのパートナーとは家族を作っていくからです。相談したり話し合いながら事を進めていくことは、これからの二人にとってとても大事なことです。
例えば、相手のお金遣いの派手さが気になるのであれば「結婚してからは月いくらで生活できる?」と聞いてみたり、実際に1カ月その金額で生活してもらったりと、なんとなく理解してもらうのではなく、具体的に行動してもらいましょう。
結婚後の具体的な生活を聞き出すのは、「相手を信用してないようで申し訳ない」と思われるかもしれません。しかし、その確認も結婚前にはとても大切なことです。お互いに生活のルールを理解した上で結婚話を進めていくことをおすすめします。
結婚を迷っている気持ちに整理はつきましたか? あなたが今、結婚を決める第一の理由が「結婚を焦っていて、彼しかいないから」というものなら、もう一度考え直すことも頭の隅に入れておいてください。迷っている理由ときちんと向き合い、パートナーと2人で協力して不安が解消できるといいですね。