結婚の意思を固めたときから結婚式まで、決めること&やることが本当にたくさんあります。
先輩カップルたちの約5割は、1年という期間で結婚準備を行っています。
この記事では1年間かけた結婚モデルスケジュールや式場選びの方法、式場選びのポイントなどを詳しくご紹介します♪
おふたりで結婚を決めたら、結婚の了承を親に得て、結納や顔合わせの食事会を行います。
そこから結婚式準備の本番スタート!
結婚を決めてから約1年後に挙式や披露宴・披露パーティーを行ったカップルが約半数です。(※ゼクシィ 結婚トレンド調査2017調べより)
1年後に挙式を行うスケジュールにすると余裕もあって、一般的な結婚式スケジュールといえます。
結婚準備期間を1年としたときのモデルスケジュールをご紹介しましょう。
式場選びにしっかり時間をかけられるモデルです。
12~7ヶ月前
結婚式の12か月から7か月前あたりで、ふたりで意見をだしあい、インターネットや雑誌などで情報収集してコンセプトや招待客の人数目途、日程や予算など方向性をすりあわせていきます。
それと同時にブラダルフェアに参加したりなど、会場の下見をしてまわります。
下見のときに各式場の見積もりをだしてもらって、費用を検討していきます。
6ヶ月前
候補を2~3に絞りこんで、最終決定していきます。
キャンセル料の発生しない仮予約システムを利用する手もあります。
希望する日時で式場の仮予約をして、その間に候補式場たちを厳しく検討しましょう。
仮予約のできる期限は1週間から10日程度が多いです。
最終決定したら本契約となり、式場へ内金(手付金)を支払います。5万円~20万円程度の金額でしょう。
5~4ヶ月前
招待客をリストアップし、名簿にします。
この頃に職場に結婚報告をしたり、招待する方には口頭でその旨を伝えておきましょう。
そして挙式・披露宴やパーティの具体的な準備(会場装飾、プログラム、演出など)を進めはじめます。
3ヶ月前
招待状を作り始め、その他のアイテムの検討&作成や衣装も具体的に選んでいきます。
ブライダルエステなどをスタートする方もいるでしょう。
前撮りや演出のビデオ撮影などがあれば、この時期に依頼すると余裕があります。
2か月前~1カ月前
全てを確定させていく時期で、招待状も発送します。
ゲストの確定、食事や飲み物&ウェディングケーキに演出内容、引き出物・引菓子や遠方ゲストの宿泊や送迎などについても手配をします。
式場で最終見積もり金額も確定させます。結婚式当日に残金を精算することが多いですが、この時期に残金を支払う場合もあります。
司会者やカメラマンと打ち合わせしたり、衣装も決めてヘアメイクのリハーサルを行います。
10~2日前
式場の担当者と最終打ち合わせを行います。
事前に搬入するものや当日持ち込みのもの、当日の流れを確認します。
このときに手作りの席次表やプロフィール、席札などがあれば渡しておくことになるかもしれません。
美容の仕上げもしていきます。ネイルアートは結婚式に近いこの時期に行いましょう。
挨拶の原稿や手紙も完成させます。
前日
前日には自分の親へ挨拶する大切な場面がありますね。
また当日に持参するものをチェックして用意しておきましょう。確認は念入りに。
当日
当日の持ち込みものを搬入し、挙式リハーサルなどを行います。そして本番です!
おめでた婚(授かり婚)では出産より前に結婚式を挙げたい場合、安定期といわれる妊娠5ヶ月~7ヶ月の間に結婚式を迎えるスケジュールにします。
そうすると、先にご紹介した一般的なスケジュールの12か月前~3か月前までのことを妊娠2~4か月の間に進めてしまわなければいけません。
無理に行動することは危険ですので、まずは体調第一と心得ましょう。
妊娠の安定期は一般的に妊娠5ヶ月~7ヶ月(妊娠16週~28週)の間といわれるのは、つわりの症状が落ち着き体調がよくなる時期が16週以降に多いからです。
ただし、つわりが妊娠後期まで続く妊婦さんもいらっしゃいますのであくまで目安です。
妊娠6ヶ月ごろから日々お腹が大きくなっていくので新婦の衣装決定は1カ月前で、最終のフィッティングは挙式近くになることでしょう。調整しやすいデザインを選ぶことをおすすめします。
式場の下見は欠かせません。まずはインターネットや情報誌で情報収集します。
友人の結婚式でよかった会場や最近結婚した方へ話をきいたりなどしてもいいですね。
気になる会場があったらまずは資料請求からしてみましょう。
または式場紹介所へ相談する方法もあります。式場紹介所は「ブラダイルサロン」「ブライダルカウンターなどの呼び方が多いです。
情報も経験も豊富な専門スタッフがいて、プロのアドバイスが受けられます。
相談だけなら無料なのが一般的で、紹介された式場の下見をしたり契約が成立すると式場側が紹介手数料を支払う仕組みです。
せっかくですからおふたりのイメージや予算などを説明して、会場の資料をもらいましょう。
候補をいくつかの式場に絞り込んだら、ブライダルフェアに参加しましょう。
いくつかフェアのパターンがあって、総合フェアタイプでは会場見学だけではなく模擬挙式、模擬披露宴、試食会、衣装試着会、引き出物の展示会などが盛り込まれています。
試食会は有料の場合と無料の場合とがあります。総合タイプは時間がかかるので週末などに行われることが多いです。
平日に多いのは式場見学と試食会、といった組み合わせなどで、式場それぞれにコンセプトや趣向を凝らしたフェアが開催されています。
予約してデートも兼ねて出かけてみては?ただし服装はカジュアル過ぎない格好で。
デジカメやメモ&筆記用具に、資料がたくさん入る大きめのバッグがあるといいですね。
各式場を比較できるように、ブライダルフェアや式場見学前にチェックポイントを一覧にした表(チェクリスト)を作成しておきましょう。
式場(会場)
式や披露宴・披露パーティの開催場所だけでなく、控室の数や広さ、トイレなども確認します。
外観や窓からの景色など希望の演出が行えるか、音響や照明などの設備や制限事項は何かなども忘れずに。
女性ならば衣装の持ち込みが可能か、ヘアメイクのサービスなども聞いてみましょう。
スタッフの雰囲気や相性もあわせてチェックすることが大事です。
アクセスや宿泊施設
式場までのアクセスも大切なポイントです。
特に挙式場所と披露宴・披露パーティの場所が離れている場合は、移動方法や移動時間についてもチェックします。実際に移動してみると安心ですね。
駐車スペースや駐車料金もあわせてチェック。ゲストに宿泊者が出そうな場合は、宿泊施設・料金を確かめておきましょう。
人気の式場で、良い日取りの場合は1年前でも予約がとれないことがあるそう。
ちなみに結婚式を行った月は「10月」「11月」がそれぞれ13%、「9月」も10%と秋の結婚式が人気が高く、「5月」が11%と「4月」が10%と春婚も人気です。(※)
逆にいえば費用を安くあげるには夏や冬の結婚オフシーズンを狙うという方法があります。
1月2月が最も安くなり、次に安いのが7月8月の真夏の暑い時期ですね。ジューンブライドという言葉はありますが、梅雨の時期にあたる6月も格安です。
六輝別にいつ開催したかというと大安が30.1%、友引が13.2%、先勝が11.1%で、仏滅という方も6.6%いらっしゃいます。(※)
気にしないという方は、仏滅の割引を狙ってもいいかもしれません。同じ式場での同日挙式カップルも少ないところがいい、という方々もいます。
※ゼクシィ 結婚トレンド調査2017
(参考)六輝(六曜)
「大安」一日吉。大いに安し(やすし)。
「先勝(せんしょう)」午前吉、午後凶。
「友引(ともびき)」午前と午後ともに吉、正午が凶。友引とは凶事に友を引くの意味です。
「先負(せんぷ、さきまけ)」午前は凶、午後が吉。
「赤口(しゃっこう、じゃっこう、じゃっく)」正午が吉、午前と午後が凶。
「仏滅」は一日凶。
最近は結婚費用を軽くしながら、おふたりの理想のウェディングを叶える1.5次会も広まっています。
披露宴と2次会の中間のようなパーティで、場所や内容、進行などに決まりは全くありません。
特に会費制1.5次会にすると引き出物や引菓子が不要で、さらに食事もビュッフェスタイルで行えば、おふたりにもゲストにとっても負担がぐんと軽くなります。
ウェディングの雰囲気もアットホームだったり、わいわい盛り上がったりできてゲストとの距離が近くなるというメリットもあります。
反対に極上のフルコースでもてなす食事重視の1.5次会も、レストランでよく行われています。
このスタイルなら会費制とご祝儀制の併用もできます。親族などご祝儀を頂く方にだけ、引き出物や引菓子を用意するのです。
こうした会費でのウェディングが行える場所を豊富に紹介してくれるのが「会費婚サロン」です。
必要なアイテムをパッケージ化して費用を定額にしたプランのある式場やホテル、レストランもどんどん増えているので、自分たちだけで用意した資金内でやりたい!といった希望も叶えることができます。
ブライダルフェアや式場見学して「この式場で結婚式がしたい!」とテンションが上がっても、予約はあくまでも仮予約にして一旦クールダウンしましょう。
親に相談したり、見積もりを細かく検討する時間も必要です。冷静に他の式場と比較検討しましょう。
※仮予約がない式場や仮予約でもキャンセル料が発生する可能性もありますので、各式場で確認しましょう。
後悔しない式場選びのためにも、結婚を決めてから挙式の日までは1年ほど時間をとると安心です。
おふたりの譲れない点だけでなく、親御さんの希望やゲストへの配慮など式場選びの際に比較しなければいけない項目はたくさんあります。
余裕をもって検討して理想のウェディングを叶えましょう。