プロポーズを受けて両家への挨拶が済めば、次に待っているのが「両家の顔合わせ」ですよね。
でも、「結納として正式に開催」するべきか、「顔合わせの食事会」だけにするか、それとも「両方開催」するか・・・と悩んでいる方は大勢いらっしゃるのではないでしょうか。
先に答えを言ってしまいますが、親世代は「結納」にこだわっていることが多いけど、現代のスタイルでは「両家の顔合わせ食事会」のみをするのが主流です。
今回は男女1000人を対象にしたアンケート調査の結果などを検証し、一体どうして現代のスタイルは「両家顔合わせの食事会のみであるのか」をご紹介したいと思います。
そもそも皆さんは「結納」と「食事会」の意味や目的について知っていますか?
結納とは、しきたりに沿って正式に婚約をする儀式で、郎側が結納品を用意し、新婦側に収めるのが一般的です。
主に新婦の実家・料亭・レストラン・ホテルなどで行われることが多く、それぞれの場所によって準備内容なども異なってきます。
地域性もあるので絶対とは言えませんが、結納品2~5万円+場所の費用+結納金の合計で、数十万円~数百万円の予算となります。
しきたりにはこだわらず、一生お付き合いをすることになる両家の親睦を深めることが目的です。
主に料亭・レストラン・ホテルなどで行われることが多く、一人1万円の食事費用と考えて約6万円~の予算になります。
もちろん、中には簡素な結納品や結納金を用意するケースもあるので、自分たちだけではなく、両家のご両親の意見も取り入れ、話し合って決めましょう。
では、実際にみんなは「結納」と「両家顔合わせの食事会」、一体どうしているのでしょうか?
こちらの表をご覧ください。
これは2016年に楽天リサーチによる「結婚に関する調査」で、全国の20代~60代の男女1.000人を対象にアンケート調査をした結果です。
特に注目していただきたい部分を抜粋すると・・・
中には「食事会も結納も両方した」というカップルもいらっしゃいますが、現代では「結納はせずに両家の顔合わせ(食事会)を行う」というカップルが多いようです。
また面白いのが「結納」の年代別データで、私たちの親世代である50~60代のアンケートでは「結納をしたカップル」が7割以上もいるのに、現代では半数以下になっていること!
これは「親世代の常識」と「現代の常識」が大幅にズレているという証拠!
だからこそ、結納をする・しないについては、両家のご両親も含めて相談をしないといけないのです。
現代では、「しきたりに捕らわれずに両家顔合わせの食事会だけをする」のが主流といっても過言ではないでしょう。
ただ、結納をせずに両家顔合わせの食事会のみにするカップルで、一つだけ注意していただきたいのが「結納金」です。
ナシでもいいのですが、これは新婦側から聞き出せない事なので当日までに明確にしておきましょう。
理想的なのは、新郎側から「ささやかではありますが」と気持ち程度のお金を包むことです。
この他にも、当サイトでは両家顔合わせの食事会についての記事が沢山あるので、是非併せてチェックしてくださいね♪